希望酒

【一日一作プロジェクト】「希望酒(きぼうしゅ)」を作った。家の修繕は続く。本日は朝から

「小便器を取り外し」「ステンレスの流し台を取り付ける」

Yさんチームより、水回り専門のお兄さんが駆けつけてくれる。見たからに力持ち。これなら小便器も流し台も、楽々運んでくれそう〜。もう10数年、誰も使っていなかった小便器。なので、父も取り替えには賛成。私の希望は

「絵の具などで汚せる流し台」

洗面所とは別の。絵の具って、どうしても飛びはねるし、こびりつく。気兼ねなく使えるスペースがほしい。そこでYさんに相談し、屋外でよく使う安物のステンレスシンクを使うことに。

「どうせなら、髪の毛を洗えるように」「温水も出るように」「蛇口もシャワーヘッドで」

どんどん追加注文が〜(笑)。ようやく話がまとまり、ついに30年以上、鎮座していた昭和の小便器が動く。書くと1行だけど「ごんごん、ガンガン」(←パンダかよ)ものすごい音が鳴り響く中、2時間がかり。

「工具の海の中、泳ぐように作業をする」

職人さんの姿。ええなぁ。配管作業はひざまづいたり、寝っ転がったり(写真)。大変や〜。ようやく小便器が取り外され、ぽかっと空いたスペースに心奪われる(笑)。なかなか見られるもんじゃない。そして、いよいよステンレス流し台の登場。

「おお〜ずいぶん進んだなぁ」

2階からふらりと降りてくる父。住み慣れた家が壊されるのを見るのは(リフォームのプロセスとはいえ)心が痛むのでは?と想像し、テレビを見ていてもらった。

父にしたらここ3ヶ月、家の中がどんどん変わっていくので、かなりストレスのはず。たとえ便利にはなっても、慣れるまでは「変な感じ」が続く。私と違い、父は

「毎日同じことをくり返す」「同じ順番」「計画通り」「予定通り」

が好き。嵐のように実家に現れ、家の中をひっかき回す娘に、疲れ果てているかも。流動的で変化の連続、フレキシブルで衝動的な私の生き方は、81歳の父にしたら「狂気」。めちゃ疲れるはず。それでも

「お風呂に入らなくても、服のまま髪の毛が洗えるのはいいなぁ」

と新しい可能性に喜んでもらえて、ほっ。あと1週間で全てが終わる。はず。なんとか無事に(父が体調を壊さず)家の修繕が完了しますように。なんせこれから

「名古屋行き、スペイン行き」

が待っている。まだ怒涛のメール&電話は続くが、毎日爆睡してエネルギーチャージ。今朝も朝6時からブログ書き。8時半から作業が始まる。やるぜ〜。

「希望酒(きぼうしゅ)」

ワイングラスからはじけ飛ぶ思い。ワインから立ちのぼる希望。毎晩、父とグラスを手に赤ワインで乾杯できる平穏に感謝して。「乾杯の魔法シリーズ」は明日に続く。

みなさま、すてきな日曜日を。

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