【一日一作プロジェクト】「音色酒(ねいろしゅ)」を作った。本日は「発泡スチロール」と格闘。実はこの冬、北側の壁から外気がびゅーびゅー入り込み
「手をかざすと、冷気が束になって」
襲ってきた。完全に風の通り道。それも外気だから、3度とか?0度とか?寒波の夜など、部屋が一向に暖まらず、発狂しそうになりながらYさんに電話。
「断熱材って、いくらくらいするものなんでしょう?」
さっそくお見積もりをお願いするも、私の予想をはるかに超えており、とりあえず養生テープを貼って冬を越す。そして今、春を前に
「断熱材の代わりに、発泡スチロールで防寒対策」
来年の冬のために。まぁ、目でわかるひびが入っているので、そこをふさぐ形で。さっそくホームセンターで、発泡スチロールを購入。カットして壁にはめ込むだけ。なのだが
「ぎゃ〜。カットするたびに細かいクズが〜」
これが取れない。手で払っても、つまんでも、軽すぎて静電気でくっついてくる。ガムテープでぺたぺたくっつけながら進めるも、すぐに白いクズに覆われてしまう。手も服も、カッターも床も、壁まで真っ白。
「くるくるがあるよ〜」
惨状を見かねた父が、くるくるを手に参戦(←正式名称は知らないが、ロール状の粘膜シート)。あっという間にローラー作戦で、クズというクズを片付けていく。すごいな。
なんとか断熱材代わりの発泡スチロールを隙間なく埋め込み、テープでとめる(写真)。あとは、上からプラダンをかぶせ、目隠ししてできあがり。格安防寒対策。はたして。
「お次は、ノコギリとドライバーや〜」
昭和の小便器を取り外し、新しく取り付けてもらったステンレスの流し台。その周りに、棚やポール、フックなどを設置していく。手作業でさくさくっと。とはいえ「砂壁」なので
「クギが打てない」
超不便。触ると砂がボロボロと崩れてくる〜。フックひとつ付けるにも、まずは「横板」を入れてから。2ミリほど大きく切って、ヤスリで調整して圧で入れる。
「木って、便利だなぁ」
つくづく思う。簡単にカットでき、形を変えられ、クギも打て、圧で押し込むこともでき、見た目もよく、他の素材との相性も抜群。そして何度でも再利用できる。まさに自然の贈り物。
「大棚、小棚、タオルかけ、収納&フックコーナー、石鹸&スポンジ置き場、鏡」
などを設置。これでぐっと使いやすく。洗い場が2つになり、雑巾や靴、絵の具など、汚いものを気兼ねなく洗えるのがうれしい。
「汚してもいい」「物をほかっておいてもいい」
って、気持ちが楽になる〜(笑)。うちのトイレは北側にあり、冬はど寒い。けど、防寒対策はまた秋にでも考えよう。なんせ今週は
「ピアノの移動」「仕切り扉の打合せ」「エアコンの設置」
が待っている。なんか「リフォームブログ」みたいになってきた(笑)。私は「1度に1つのことしかできない」超集中型。なので、いつも何かに
「寝ても覚めても」「身も心も」
今回は、家の修繕に全力投球。父の携帯電話を横取りして、Yさんチームと打合せ。お父さん、ごめんね。家の中がドタバタうるさくて。でも、リフォームが終わったら、きっと別のことでドタバタだよ〜(笑)。
「音色酒(ねいろしゅ)」
ワインボトル。ポンとコルク栓が抜かれると、ワインの精がふわりと現れる。閉じ込められていたぶどうの思いが、音色のようにあふれ出す。ボトル1本1本に物語が。
ワインを飲んで、みなさますてきな1週間を。