柔魂

【一日一作プロジェクト】「柔魂(やわだま)」を作った。日本に「10年に1度の大寒波」が押し寄せるとあり、朝からあれこれ準備。なんせ

「築30年以上。すきま風の入る純和風」

の我が家。強風が吹くだけで窓がガタガタ。トイレなんて、ひゅ〜っとすきま風が。父は「大丈夫」と胸を張るが、その対策法を聞いて言葉を失う。

「窓ガラスの隙間に、紙をつめる」

って、そんな隙間があることが、すでにあかんのでは?(汗)。ホームセンターで発泡スチロール板を買い、窓枠サイズに合わせてカット。圧で押し込み、養生テープで隙間を埋める。

「これで大丈夫だろう」

と、安心しきっていた。が、夕方になりものすごい強風。台風かとみまがうほど。心配になり、窓辺を見に行くと

「ガタガタ、ガタッ」

と、発泡スチロール板が動いているではないか〜。卒倒しそうになり、無我夢中で養生テープを貼りつける。南国マラガ育ち、甘い。

さて。寒波を利用して「作品の整理」をスタート(←こうでもしなければ、多動性の私は腰が落ち着かない)。ついでに「思い出の品々」も整理。7割処分をめざし、ダンボール箱を開けると

「うわぁ〜、卒業アルバム、通知表、賞状」

さらに写真、色紙、手紙、絵、作文・・・基本的に全て「紙」なので、束になるととんでもなく重い。そんな中、読み入ってしまったのが

「かぶとむし日記」

夏休みの自由研究らしい(写真)。こういうことには無限の情熱を注ぐのだが、肝心の日誌の方はさっぱり。毎年8月末は地獄だった。おかげでカウントダウンにはめっぽう強い(笑)。さらに夕方から

「セルフ撮影用の台を作る」

家にあるもので。掃除で出てきた母のハーモニカ教室時の譜面台を利用。ちゃんと撮れるか父と実験(写真)。悪くはないけど、譜面台が軽すぎて安定感がイマイチ。すると、はっとしたように父が

「お母さんの点滴を吊るす台が、物置きにあるよ」

聞けば、安定感バツグンらしい(笑)。明日さっそく、撮影台になるか試してみよう。ってか、なんとしても「点滴台を撮影台に」変身させてみせるぜ〜。

ランチは、いただきもののトマトに、父が庭で作ったネギを使って。にんにくたっぷり。赤ワイン入り。これで1品+チキン。夜は牡蠣鍋にしよう。

「柔魂(やわだま)」

ワイヤーアート。「LIBERTAD(自由)」文字が踊る。向きを変えたり、ひっくり返ったり。そのたびに新しい表情が生まれる。アートは可能性。遊び心。柔らかな魂。その器としてのアーティスト。

大寒波で、被害や運休が出ているようですね。みなさま、大丈夫でしょうか。くれぐれもお気をつけて。すてきな1日を。

 

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「柔魂」への3件のフィードバック

  1. カブトムシの生態や、形態、または不思議に関する考察、自らが考えたクエッションに対する回答。頭の中にある考えを言葉にする力、感心します。研究者ですね。
    ももちゃんの自分の意見を言語化する能力の高さには感服します。
    今のももちゃんの原型が見える日誌だなぁとおもいま。

  2. さとみさん、ありがとう〜。
    すぐに熱中して時間を忘れてしまう。
    子供の頃はよく叱られました。
    時間を忘れて打ち込んでもいい生き方が見つかり
    とても楽に、自由に、幸せになりました。
    自分らしく生きられるのが1番ですね。

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