音魂

【一日一作プロジェクト】「音魂(おとだま)」を作った。先日、三重県いなべ市の「哲学舎という名の美術館」さんより写真が届いた。館長の山田さんが

「ももの作品を飾っているよ」

と、わざわざ展示会場の写真を送ってくださったのだ。「哲学舎」さんは、山深い緑の中にひっそりとたたずむ小さな美術館。その時々で

「ギャラリー」「ライブハウス」「パーティ会場」「子供たちの遊び場」・・・と、いろいろな顔を見せてくれる。私も一度お邪魔したことがあるけれど、あまりの山深さに

「本当にこの先に美術館が?」

と半信半疑で(笑)。その後「この辺にはよく猿たちが出現する」と聞き、深く納得。冬はかなりの積雪になる。名古屋からこんなにも近いのに別世界。

「にゃーん」

と、猫ちゃんも出迎えてくれる。とにかく庭がいい。「手をかけ過ぎない」「すくすくのびのびそれぞれの個性で枝や葉を伸ばす」無造作かげんが、逆に心地いい。

各季節ごとにいろいろや催しも行われているので、ドライブがてらぜひ訪れてみてください。作品を楽しみながらお茶もできます。

「こんな隠れ家を住みかにできる作品たちは幸せだなぁ」

移り変わる季節を、窓から眺めながら。今回展示していただいた作品には、私のメッセージもつけられています。

「アーティストの役割として、作品やアート活動を通し、後世の人々に、ひとりひとりの命を大切にする社会の実現を、提案していきたいと思います」

作品は、小さい。でも、思いは無限!感謝の気持ちを込めて、今日も一日一作。

「音魂(おとだま)」

ピアノから弾け飛ぶ「音魂(おとだま)」のしぶき。上下左右、どこから作品を見てもOK。自由に楽しんでもらえたらうれしいな。

ピアノを弾かなくなって6年。次のステージへ進むために、手放したものたち。喪失を、卒業に変えるのは自分自身。みなさま、すてきな1日を。

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