【一日一作プロジェクト】「エスペランサは手の中に」を作った。マラガは3月中旬から異常気象。「雨と砂塵」で町中、泥水に覆われたと思ったら、今度は「雨と強風」で
「海岸通りまで水浸し、通行不可能に」
うちの前のビーチもしかり。海水が歩道&レストランにまで押し寄せ、飲食店はどこも休業。雨続きで気温は1月並み。全く春らしくない4月を迎えている。
とにかく2022年は、問題が次々と浮上。「スーパーの棚から食料が消える」「ガソリンはリットル240円」「電気&ガス代は20〜30%値上がり」
いやもう、誰もコロナの話はしていない(←私の周り)。話題にも出ない。それより今日、今週、解決しなければならない問題が山積みだから。
そんな中、日本行きの飛行機のチケットを買おうとしたのだけど、信じられないことに毎日毎週
「ヨーロッパ〜日本便が次々とキャンセルに」
もう「安定」とか「予定」とか「計画」とかは、今のスペインにはない(世界的にだけど)。それでも、ええいっとチケットを買ってみたら、いきなり翌日に
「あなたの便はキャンセルされました」
って、おい。早すぎやろ(汗)。なんなん。気を取り直して、筆を握る。家庭菜園動画やラテンジャズを聴きながらペイント。
「作っている時と踊っている時が、1番瞑想状態に近い」
集中は、瞑想と同じ波動なのだ。たとえ動き回っていても。邪念は完全に消え去る。さて。夕方から「衣がえ」をスタート。
「気分だけでも春に」
冬物を2割残しつつ、洋服タンスを春物でいっぱいにした。あぁあ、色とりどり。心も軽くなる〜。天気予報によれば、あさってから晴れマーク。出かけるぜ〜。
「セマナサンタ(聖週間)にランチでもどう?」
友人から誘われ、はたと思い出す。そういえば、来週末から「セマナサンタ(聖週間)」。今年は2年ぶりに開催とあって、セントロはすごい人出だろうなぁ。
「近づく予定はなし」
なので、友達とランチをしてのんびり過ごそう。そんな中、A市で働くハビ吉からメッセージが届いた。見ればなんと
「5月〜10月まで、マラガ勤務になったよ!」
おお〜朗報。いいニュースもなくちゃあ。スペインにいると、世界がものすごい勢いで変わりつつあるのをひしひしと感じる。その激流があまりに破壊的で非人間的なので
「もう後戻りはないのかも」
とさえ感じる。そうでないことを祈って。たとえどんな未来が来ようとも
「エスペランサは手の中に」
エスペランサ(希望)は、私たちの手の中にある。みなさま、すてきな1日をお過ごしください。