ミ・バルコン・セクレート

【一日一作プロジェクト】「ミ・バルコン・セクレート」を作った。早朝、大雨と雷の音で目が覚めた。昨日は「砂塵」。今日は「雷」。マンションの外に出て仰天。

「砂塵と雨が混ざり、どこもかしこも泥だらけ」

道路も、車も。うちのマンションの外壁は「白」なのだけど、泥雨のシャワーを浴びて、建物全体が「レンガ色」に染まっている。赤茶色のまだらで錆のよう。なんとなく薄汚れて見え

「廃墟感さえ漂う」

恐るべし。こんな光景を目にするのは初めて。バスを待っていたら、なんと!窓ガラスまで泥に覆われ中は見えず、車体はレンガ色に染め上げられている。

「ラリーから戻ったみたい」

オフロードレースか(汗)。お隣さん達から次々と、レンガ色に染まったマラガ市街の写真が送られてくる。

「まるでマラガの町全体に、シナモンパウダーがふりかけられたみたい」

そしたら「シナモンは降ったので、じゃあフレンチトーストが降ってくるのはいつか」という、ブラックジョークが送られてきた(汗)。うちの窓ガラスも

「泥に覆われ外が見えない」

車のフロントガラス並み(←ラリー後)。テラスの床には、完全に「泥の層」が。なんなん?層って?遺跡の発掘か〜。テーブル、イス、壁・・・とにかく全て泥だらけなので

「明日は大掃除だ〜」

たぶんマラガ中、今週末は大掃除まちがいなし。そんな中、デニムスカートを使って「ポケットアート」を作った。ポケットから伸びる芽&生き物をイメージ。

「ミ・バルコン・セクレート(私の秘密のバルコニー)」

スカートを見ていたら、ポケットって秘密のスペース、隠れ家、バルコニーなんじゃないかしらと思えて(笑)。不思議な何かが住んでいそう〜。小さな頃から「空想」ばかりしていた。

「目の前の物や事がひとりでに動き出し、会話を始め『物語』を紡ぎ出す」

こんなプログラムを搭載してもらったおかげで(笑)授業中はよくぼーっとしていた。机のシミ、音楽室から聞こえる歌声、流れる雲、あらゆるものが

「私に話しかけてきた」

人間以外の友達が、いつもそばにいた。そのバランスは、たぶん今も変わっていない。ま、そんなわけで、明日は大掃除。聞けば「泥を取り除く」のは想像以上に大変らしい(友人いわく)。ここはひとつ

「きゃ〜、シナモンがこんなに!」

と脳みそをだましながら、楽しく取り組むことにしよう。みなさま、すてきな週末を。

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