【一日一作プロジェクト】「自由樹(じゅうじゅ)」を作った。昨日から、サハラ砂漠の砂塵「カリマ」がマラガを襲っている。朝、起きて外を見てびっくり。
「世界が黄色い〜」
空も視界も、厚い雲と砂塵に覆われて「エキゾチック」とも「この世の終わり」とも思える不思議な光景。黄色のメガネかフィルターでもかけたように、全てが黄金色に染まっている。
「なんか怖いよね」「映画の中にいるみたい」
お隣さんから、さっそく「カリマに覆われたマラガ」映像や動画が送られてくる。まあ、これだけなら「へぇえ〜」なのだけど
「目にも肺にもよくない」「空気汚染」「外でもマスクがおすすめ」
と言われると、のんびり深呼吸もできないのかぁ?(涙)せっかく「屋外マスクなし」になったのに。なんだか次から次へと、安定した生活をくつがえすような
「何かが起こる」
すごいな、2020年からひっきりなし。スペインのラ・パルマ島では50年ぶりに火山が爆発するし(友人が島を訪れたところ、火山灰に覆われた大地はまだ暖かかったとのこと)。
日本では、宮城・福島沖で地震が起こったようですね。停電や崩壊、津波など心配です。暗闇の中では、何をするにも心細いはず(涙)。どうかみなさん無事でありますように!
大雪、寒波、大雨、地震、津波、爆発、火災、嵐・・・とにかく異常。世界中で不自然な、不可思議な現象多し。いったいどうなってしまったのか。
そんな中、砂塵に吹かれながら銀行へ。行列もなく中に入れてラッキーと喜んでいたら「そうだったのね」という事態に遭遇。窓口で身分証明書を提示し、いざスキャナーという時
「あ、だめだ。やっぱり。あぁあ〜」
窓口のお姉さんが、深いため息をつく。数回試みるもダメ。聞けば、朝から不具合が出てスキャナーできないらしい。どうりで客が少ないわけだ。
「他の支店に行けばできますかね?」「いえ、銀行全てのシステムが現在不能なので」
別の店に行ってもダメ。らしい。仕方なく15分ごとに試みるも、システムは復旧せず。結局45分ほどであきらめ、明日またトライすることに。急ぎや重要な用事で来ている人は本当に大変。
「その脆弱性に、ぞっとしながら」
銀行を後にする。持っている身分証明書は正しい。お金もある。のに「スキャナーできない」だけで、送金や入金などに、いろいろな作業に支障が出る。
「便利」だったはずのシステムが、手のひらを返すように私たちに「ノー」を突きつける。私たちの運命はシステムが握っている。それを実感した瞬間だった。
「サイバー攻撃されたら、終わりやん」
システムが機能しなくなったら、どんなにお金が銀行にあっても引き出せない。ないのと同じ。今回は「明日また来てください。大丈夫です。安心して」と言われ、みんなしぶしぶ帰ったけれど
「これが1週間、1ヶ月続いたら・・・」
こういう状況に遭遇するたび、これは「前兆」なのではと思えてくる。そして、今すぐ畑のある生活にシフトチェンジしたくなる。雨水を飲料水に。家には薪ストーブを設置して。
電気がなくても暖が取れ、料理のできる薪ストーブがほしい。と、心から思う。今年は生活のリセット、準備の年になりそうだ。やるぜ〜。
「自由樹(じゅうじゅ)」
「自」と「由」を重ねて、1文字で「自由」という文字を表現。「自分という種」から、のびのびと育つ自由の芽、自立の樹。
「依存しないとは、なんという自由、安心感なんだろう」
今年は、シンプル&サバイバルライフへ大きく舵を切る予定。町育ちなので経験不足。とりあえずネットで勉強中。実体験できるセミナーや教室があればぜひ参加してみたい。
あぁあ、日本は大丈夫なのか。みなさんがどうか無事でありますように!今夜は祈りながら眠ります。