誕生日ランチ&PAZ

【一日一作プロジェクト】「PAZ(パス)」を作った。20年来の友人インマと誕生日のお祝いランチ。行きつけのチリンギート(魚介類レストラン)に駆け込むや

「できたてのパエジャとフィデウアが!」

大鍋で登場(写真)。その向こうには、串に刺さった魚やエビ、イカがずらりと並ぶ。

「あの大きなエビ、炭火焼で食べよう」「パエジャとフィデウアも」

さっそく注文(フィデウアとは、米の代わりにパスタで作ったパエジャみたいなもの)。どれも熱々で、これがビールに合うのだ〜。同じマラガ市内に住んでいながらなかなか会えず、話したいことは山のよう。しかし!

「とりあえず食べよう。温かいうちに」「食べてからゆっくりしゃべろう」

まずは炭火焼の大エビにかぶりつく。焼きイワシと同様「手でむいて食べる」ので、食べ始めたら写真はなし(笑)。魚介類の出汁がしっかりきいたパエジャやフィデウアは絶品。

「あさり、イカ、エビ、ムール貝も入ってるよ〜」

贅沢気分。ようやく5割ほど食べ終わったところでおしゃべりをスタート。仕事、家族、健康、人間関係、趣味・・・4ヶ月分のダイジェスト。どれだけ話しても話は尽きない。

「場所を変えて、お茶飲みながら話そう」「デザートも食べたいね」

近くのカフェテリアへ移動するも、なんと臨時休業。その横の店も、見れば10人待ち。

「入ったことはないけど、モロッコっぽいお店が近くにあるよ」「行ってみよう!」

これが大当たり。本格的な「モロッコミントティ」や「モロッコ菓子」が私たちを待っていた〜。テンション上がるー。ケーキの代わりに

「モロッコ菓子にロウソクを立てて」

お祝い(笑)こんなの初めてや〜。お店のお姉さんはモロッコ人で、聞けば「クスクス、モロッコ風串焼き、タジン、モロッコ風スープ」など本格的モロッコ家庭料理が味わえるそう。

「テイクアウトもできますよ」「おお〜」

さっそく名刺をゲット。思う存分おしゃべりし、ミントティをお代わりし、モロッコ菓子をテイクアウトし、恒例女子会でエネルギーチャージ(残念ながらインマの写真はNG)。

「よーし、これからセントロまで歩いて帰るぞ〜」

インマは家まで6〜7キロの道のりを、のんびり歩いて帰って行った。海岸沿いに伸びる「パセオマリティモ(海岸通り)」は歩行者専用。散歩にはもってこい。

大勢でワイワイするのもいいけれど、最近の私は「2人飯(ふたりめし)」が気に入っている。自分たちのリズムで話し、少し込み入った話もできて。

「PAZ(パス)」

スペイン語で「平和」の意。慣れ親しんだ友には、安心感やパス(平穏)がある。インマ、すてきなお祝いランチをありがとう。この先何があっても、パス(平穏)を胸に生き抜いて行こうね。

 

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