【一日一作プロジェクト】「AMOR（アモール）」を作った。2日続けて誕生日お祝いランチ。カルメンと海岸通りへ。

「あったかい〜」「2月なのに春みたい」

半袖の人も多し。輝く海を眺めながら、テラス席でほっこり。なんという贅沢。まずはビールで乾杯。本日は魚介類レストランはやめて、ちょいとおしゃれなレストランへ。

「手作りコロッケが食べたい」「肉料理も頼もう」

アテンドしてくれるお兄さんがまた感じがよくて。すてきなサーブに、周りのお客さんたちも笑顔。テラス席では気の向くままに

「ワイングラスを掲げたり」「本を読んだり」「1人海を眺めたり」

カップルが互いの瞳を見つめ合い、外国人夫婦が裸足にサンダルで現れる。赤ちゃんに海やカモメを見せに来た若いお母さん。ノースリーブでカクテルを楽しむ若者たち。そして私たちは

「友情と健康に感謝しながら、穏やかな2月を愛でる」

テラス席にはそれぞれの小さな物語が。ひとしきり近況報告に花を咲かせた後は、ビールのお代わり（笑）この陽気だとぐいぐいいける〜。自然と笑顔になっちゃう〜。

聞けばカルメンは、春先にパリへ行く予定があるらしい。私も日本帰国したいけど、どうかなぁ。なんとか春から夏にかけて挑戦だ〜と、鼻息を荒くしていたら

「はい、プレゼント。気に入ってもらえるといいけど」

おぉお〜カルメン。包みを開けると、すてきなカード、タオルと共に「2枚のチケット」が。見れば、マラガのセルバンテス劇場。

「最後に行ったのがいつか思い出せない」

2020年のロックダウンから、なんと足が遠のいてしまったことか（涙）。映画館にだって2年以上行っていない。

「あっ、これフラメンコのコンサート！」「好きかなと思って」

私が夢中になっているものを、いつも覚えていてくれるカルメン。その思いやりに、私は何度抱きしめられ、背中を押してもらったことか。

「AMOR（愛）」

人間としての深い愛情。カルメンの飾らない人柄を、私は尊敬している。そして。彼女の隠れた笑顔をひっぱり出すのが好き（笑）。海岸通りを散歩しながら

「はい、もっと動いて〜」「両手両足を使って〜」

アクティブな撮影タイム（笑）まずは見本を見せながら。大好きな友達には、笑っていてほしい。帰り道で「ナイル川殺人事件」の告知ポスターに目が止まる。アガサクリスティの話で盛り上がり

「3年前、日本帰国時に父と『オリエント急行殺人事件』を見たよ」「あのクラシカルな雰囲気いいよね。見に行こうよ！」

で、いきなり近日中に「ナイル」を観に行くことに（笑）2年ぶりの映画館。カルメンといると、あっという間に「文化」の風にさらわれる。劇場、映画、美術館・・・

「カルメンは『風』だ。一瞬で、私を違う場所へ連れて行く」

できることなら、私も彼女にとっての風でありたい。すてきな1日をカルメン、ムーチャス・グラシアス！この笑顔が続きますように。