やってみよう!

【一日一作プロジェクト】手にペイントして「やってみよう!」を作った。ってか、手のひらについた絵の具を

「落とす代わりに、付け足して」

復活アート。あるもの何でも使って企画(笑)。洗おうとして手を見たら、おお〜。別の世界が広がっている〜。この、私の中にたえず湧き出てくる

「やってみたい!」

わくわく感は何なのか。小学生の頃から「やってみたい」と思うだけで、不思議な恍惚感に包まれた。思えば「脱線の女王」への道は、あの頃すでに始まっていたのかも。

中学生の頃、国語の本に「空中ブランコ乗りのキキ」という物語があった。別役実さんの作品で、その物悲しさや透明感、幻想的な世界、文章の美しさに心を奪われた。

「これをマンガにしよう!」

思いついた時が、やる時。いきなりノートに描き始める(先生、すみません)。ちゃんとコマ割りして。実はこの夏、日本に帰国した際、家の整理をしていると

「うそ、本当にあった」

この大学ノートが出て来た(笑)。これぞ脱線の女王、歴史の1ページ。確かに、授業を聞かない、勝手にマンガを描くのは褒められたことじゃない。でも。ページをめくりながら

「そこまで感動した」

中学生の自分を思い出していた。主人公のキキを、場面を、舞台を想像し、突き上げる思いに従ってひたすらビジュアル化する。

「心を動かされ」「その感動を形にしたいと願い」「実際に行動に移す」

それこそ本質じゃないかしら。国語の、小説の、物語の。文章の持つ力。空想力、共感力。あの時、教室の中で何人の人が、この作品に

「行動を起こしたくなるほど感動」

していたことか。先生にはど叱られた(←三河方言)けど(笑)。別役実さんが聞いたら、笑ってくれるんじゃないかしら。天国から。

「やってみよう!」

自分の思いに忠実に。エールアート。社会のルールも大切だけど、自分のルールはそれ以上に大切。叱られても、行儀が悪くても、非難されても、バカにされても

「感動をど真ん中に置いて生き抜く人生」

に叶うものなし。人生は「どれだけ心を震わせたか」に尽きる。感動こそ、行動の源。わくわくを羅針盤に。みなさま、すてきな一日をお過ごしください。

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