ハビー誕生日&友道

【一日一作プロジェクト】「友道(ともみち)」を作った。ハビ吉の誕生日祝いに、海岸通りのチリンギート(魚介類レストラン)へ。実は昨夜、お店を決める際

「テラス席でもワクチンパスポートがいる店があるけど大丈夫?」「ええっ」

テラス席は大丈夫だと安心しきっていた。あわてて友人たちに聞くと、基本的には座れるらしいが

「テラス席なのに、提示を求められた」

という声も。なんてこった。これは、念のため確認しておいた方が。さっそくレストランへ電話をかける。

「あの〜テラス席に座るのに、ワクチンパスポートはいりますか?」「必要なのは『予約』だよ!パスポートじゃなく。何名様?」

元気ええな〜(笑)これぞマラガ。お兄さんの陽気な声に、思わず電話口で笑ってしまった。手にしている自由に感謝。ハビ吉に会うのは実に1ヶ月ぶり。まずはビールで乾杯。

「フェリス・クンプレアニョス〜!何歳になったの?」「48歳」

おお〜。出会った頃は20代だった私たち。時の流れをしみじみと。6歳年下のハビ吉は「弟」なのに口調は「兄」。ボールペンで何やら「不思議なリスト」を書き出した。

「何それ?」「これから僕たちが話し合うテーマ」「はあっ?」「1ヶ月会ってないから、話すことが山のよう。忘れないように」

会議かい(笑)箇条書きにすな。クリスマス前に体調を壊し、自宅療養(自粛)していたハビ吉。復活後は仕事に飛び回り、あっという間に1ヶ月。リストには

「クリスマス」「年末年始」「ももパパの体調」「車の故障」「ホセマリ叔父さんが倒れた事件」「ノルウェー旅行」などに並んで

「ももの全てスルーな性格について」

と書かれていた。へっ?私のこと?なんで?驚いて顔を上げると「安否不明」「メッセージ1つなし」「僕が連絡して誘うからこうして会えるけど、ももから誘われることは全くない」と説教が始まった。

「いやぁ、誘おうと思っているとちゃんと誘いが来るから」「イニシアティブはないのか⁉︎」

ごもっとも。さて。青い空、青い海を眺めながらテラスランチ。炭火焼の大エビ、イワシに勢いよくかぶりつく。連日20度の晴天が続くマラガ。半袖の人もちらほら。

「それで、オーロラ見れたの?」

実はハビ吉、ノルウェーから戻ったばかり。自分の誕生日プレゼントとして「オーロラを見る旅」を企画・実行。ノルウェーの北の果てまで行って来た。

「マイナス10度の雪の世界で」「夜空に緑色のカーテンが」「ゆらゆら揺れては消え、また現れて」

神秘的な体験だったらしい。満喫できてよかったね。それにしても「北欧マイナス10度」から「地中海の20度」へ。すごいな、30度差。

「腹ごなしにビーチを散歩しよう」「気持ちいい〜」「太陽さんさん」「空が青い〜」

こんな日にマラガを訪れたら、心を奪われてしまうんじゃないかしら。ハビ吉は山や雪が好きだけど、私は海と太陽が大好き。

「友道(ともみち)」

マラガの空の色でペイント。突き刺さるような青。マラガブルー。雲一つないクリアーな空。その下に広がる海。地中海を渡る風。その中で育まれてきた、私たちの「友道」。それは

「20年以上、重ねてきた会話やハグ、ケンカや大笑い」

でできている。ハビ吉、48歳のお誕生日おめでとう。これからも、あなたの笑顔が見られますように。多くのことはスルーしながら(笑)ここという時に支えられ、全てを受け入れられる「姉」でいたい。

Javi, Feliz cumpleaños! Te quiero mucho. Besos 

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