笑々遊咲&雪凛花

【一日一作プロジェクト】エールアート「笑々遊咲(わらわらゆうざき)」「雪凛花(ゆきりんばな)」を作った。「水漏れ問題」が解決し、ほっとしていたのも束の間、階下のFさんから再びクレームの電話が。

「不思議な音がする!気になって生活できない」

ここまで来ると、笑いさえこみあげてくる(←Fさんにではなく、まるでコントのようなパターン性に)。

「どんな音なんですかねぇ?」

もう長いつきあいなので、私も驚くことなく会話を進める。Fさんは声が大きくスキャンダラスな言い方はするものの、言いたいことを言い切るとにわかにトーンダウンしてくれる。そして、いつも最後は

「Fさん、わかりました。一緒に解決しましょう」

と同じグループ、同じ側になることで「敵から同盟国へ」と立場を変えてくれるのだ。まずは、その「音」がどこから来るのか、いったい何なのか聞いてみる。Fさんいわく

「工事中のような、何かを叩くような音でもあり、時には何十回と連続して起こる」

うーん。何だろう。しばらく小首をかしげて考える。が、思い浮かばないので「解決に向けて努力するので1日待って下さい」とお願いし、家の中をぐるりと見回す。

「そんな謎の音を出すものって・・・」

動きがあるものといえば、私のダンス。いや、でも、音が出ないようスリッパを脱ぎ、厚手の靴下で踊っているし。

「まさか・・・オウム⁉︎」

そういえば、最近「ホウキ」でよく1人遊びをしていた。それが、壁や床、家具に当たる時に出る音なのでは?

「今日はおもちゃを変えましょう」

とりあえず、お気に入りの「ホウキ」をしまい、別のおもちゃを与えてみる。日頃から「音が床に響かないよう」絨毯やマットの上でおもちゃと遊ばせているのだけど、どうかなぁ。

そして。1週間後、再びFさんから電話が。いつもの派手な物言いで「問題が〜!」と始まったが、驚くことはない。これは「時候のあいさつ」「枕詞」なのだ。私たちの会話のパターン。くり返されるスタイルには、形式美さえ感じられる。

「どうしました?」

尋ねる私の口調は穏やかで安定しており、Fさんの不満を瞬く間に安心に変えてしまう相談窓口か、かかりつけ医師のごとく。

「それが昨日、駐車場の車が〜」

いや、ちょっと待って。私は車を持っていないし。駐車場に入ることすらない。よくよく聞けば、Fさんの怒りは別のお隣さんへ向けられており、私とは直接関係ないのであった。

「なるほどねぇ」「そりゃ大変だったでしょう」「早く解決するといいですねぇ」

あいづちを打ちながら、ついでに尋ねる。

「で、うちの不思議な音は?」「ん?ほんのたまにするけど、もう気にならない」

ふーん。その「ほんのたまにするその音」とは何なのか(笑)聞きたくなってくる。幽霊でも住んでるのか。ラップ音とか?さて。今日は午後から、ダウンベストを身につけ撮影。

「笑々遊咲(わらわらゆうざき)」

寒い冬こそ、遊び心で心の中を暖かく。笑って咲いて、心の体温を上げよう。エールアート。その横で「雪凛花(ゆきりんばな)」をペイント。凛と咲く雪の花。こんな柄の花札なかった?(笑)。

「もも花札を作ってみたい〜」

アート花札。猪鹿蝶は聖獣。青たん、赤たんは舞い踊り、ムーンパワーと聖杯が結ばれる。すごいことになりそうや〜。

「ももトランプ」「ももカルタ」もいいな。まずは同時進行中の10作を完了してから始めよう。

 

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