遊魂

【一日一作プロジェクト】残り物のキレハシで「遊魂(あそびだま)」を作った。今日、マラガに熱風が吹き、なんと24度まで上がった。これを書いている今

「夜の8時で、20度!」

外の方が暖かい。家の中より(笑)。今日は1日中、窓という窓を開けて「熱風」を取り込んだ。おかげでまだ、部屋の中がもわ〜んとしている。

ランチもテラスで日光浴しながら。半袖、短パン、靴下なしで。気持ちいい〜。なんか空気が乾燥してるなぁ、気を失いそうなほどふんわかしてるなぁと思ったら

「湿度22%」

さらさら〜。1月末で、寒波の代わりに熱風。異常気象なんだろうけど、寒いよりいいや〜。うちの前のビーチには、海岸通りを半袖で歩く人々の姿が。そうでしょうとも。

今年のマラガは暖冬で、昼間は暖房なしでいられる。電気代もガス缶も値上がりした今、太陽の恩恵をしみじみと感じる。日光浴でエネルギーチャージした後は、棚の中を整理。

「なんじゃ〜、このダンボールたちは」

大小さまざまなカートン板がぞろぞろと。作業テーブルに1枚ぽんと置き、何も考えずその上で作業を始めた。2時間後。作業を中断しようとして、すばらしいことに気づく。

「ダンボール板を持ち上げれば、そのまま移動できる」

おお〜(笑)。新しいシステム誕生。まるでパン生地を、オーブンへ運ぶがごとく。このダンボール板が数枚あれば、作っては移動させ

「別の部屋に、やりかけのまま保管できる」

この「やりかけのまま」ってとこが、ポイント(笑)。さらに、作業を再開したければ、お盆のように運んで来ればいい。

「すごい。テーブルを増やさずとも、どれだけでも同時進行できる」

喜んでいるのはいいが、ますます「収拾がつかない」「全てやりかけ」のレベルがアップするだけ。なのかも。

「遊魂(あそびだま)」

切り抜かれた方、残った方のキレハシたちを主役に。復活アート。裏に留め金をつけたらブローチに変身。私の意志でカットしたライン、形ではないので(言ってみれば残りもの)最初は小首をかしげながら。

「遊んで」「相手を知り」「友達になる」

ところからスタート。遊ぶって、はじめの一歩。コミュニケーションの原点。音楽屋時代、演奏先のホテルのピアノがあまりにひどい状態で、慣れるのに苦労した。

出ない音がある、高音と低音で響きが違う、音の大きさが均一でない、タッチが異なる、ペダルがおかしい・・・

「まず相手を知り、友達になる」

それが、ホテルに着いてまず最初にやることだった。とはいえ、5分で仲良くならねばならず、ついに私がたどり着いた必殺技は

「とにかくいいところ、あるところを見る」

どんなピアノだって、どんな人間だっていいところがある。「全てやりかけ」「同時進行」「脱線の女王」の私にだって、きっとすばらしい何かが(笑)。

人生は一点突破でいこう!みなさま、すてきな1日をお過ごしください。

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