深海の光星

【一日一作プロジェクト】ペイントしながら手についた絵の具を「太もも」でぬぐっていたら

「星々が舞っていた」

笑。トルコブルーとレモン色と白の。透き通った色彩が、輝く星々を思わせる。でも、星々が舞っているのは夜空じゃない。深い深い海の底。

「深海の星々」

海に消えた命が、星になる。深海を泳ぐ光に。私たちの命は、光から生まれ、光に還る。エネルギーの循環。永遠のサイクル。

「深海の光星(ぴかりぼし)」

今日の「一日一作」は、作業着に咲いた深海の星々。海へ消えていったいくつもの命へ「弔いと祈り」を込めて。

テラスから海を見ると、サーフィンボードを抱えた若者たちが、次々と浜辺に乗り込んで行く。寒い冬でも元気だなぁ。

つい先月、1人の男性の遺体がうちの前の浜辺に打ち上げられた。同じ浜辺で、同じ海で、今日は若者たちがサーフィンを楽しんでいる。

「昨日、命を奪った海が、今日は歓びを与える」

生と死は、遠いようで、今ここに同時に存在する。それは対極ではなく、2つでひとつなのだ。

「青と赤」

ある意味、対極の組合せ。今期はよく使う配色。「やったことのないこと」に挑戦するのが今期の私。大きなキャンバス地に、いきなり太い筆でぐいぐいと

「グラデーションをつけずに」

描く。7割完了。あと数日で完成だー。うれしい〜。数作を同時進行しているので、アトリエの各コーナーを

「回遊魚のようにぐるぐる回りながらペイント」

このスタイルが、今の私には一番しっくりくる。「ずっと座っていられない症候群」なんです(笑)。

さて。スペインのコロナ感染者は、爆発的増加の一途。我らがマラガ市もいよいよ「都市封鎖まであと一歩」に大きく近づいた(涙)。

「1週間先が、見えない」

だからこそ。制作しながら歌い、踊る。サルサにフラメンコ。日本の懐メロ。話す時の自分の声がキライなので「ボイストレーニング」したいなぁ。

あ、そうだ。ロックダウンになったら「ボイトレ」やろう!(笑)YouTubeを見て。確か「書類の整理」「布の整理」「ピアノの練習」もやる予定だったんじゃ。

なんかロックダウン、やることだらけやん(笑)。

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