バイオリンも弾くカルロス君

カルロス君がうちのピアノ教室に来た時、三歳になったばかりでした。
「すぐに曲が弾けるようにはなりませんよ」
と、最初にはっきりご両親にお伝えしました。その時のお母さんの答えは、実にクリアーでシンプル。

「まったく弾けなくたってかまいません。楽しければ!音楽が好きな子に育てたいんです」
そして、一年。「ハッピーバースデーの歌」や、私との連弾もこなすようになったカルロス君。そればかりか、なんと!最近はバイオリンも習い始めたという。すごっ。

お絵かき中のカルロス君。大好きなバイオリンを描いてます。目の前のことによく集中できるようになったね。最初、始めた時は十分もイスにじっとしていられなくて、教室に残るのがいやで半泣きだったね。きっと
「どうしよう・・・」
って不安に思ったことでしょう。それは、先生(私)も同じです(笑)。

なんだか、自分の小さい時のこと思い出して、音楽を与えてくれたご両親さんのためにも、がんばらねば!と思う。子供たちは小さな怪獣なので、毎回が格闘(笑)。なかなか学ばされてます。でも、小さな手を握りながら
「どうか音楽が、一生の友達になってくれますように!」
と、いつも祈っています。

写真二、五枚目は、私の小さい時&若かりし母。私の音楽の原点。

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