時差ボケ問題

日本からスペインへ戻ると、いつも「時差」の関係で、夕方から眠くなる。今はサマータイムで七時間ちがい。なので、スペインの夕方六時が、私の体では「ニッポン時間の夜中の一時」。眠っ。

問題は、スペインは日本に比べ「日の入が二時間半くらい遅い」ので、午後六時はまだ、太陽ギラギラの「まっ昼間」。太陽が沈み出すのが九時過ぎ。九時半頃やっと薄暗くなってくる。

だから、午後六時に眠くなっているわけにはいかないのだ。夕食は九時前後のスペイン。まだ、活動タイムまっさなか。幸いうちにソファがないので、「よっこらしょ」と腰を落ち着けることがない。あったら、一瞬で眠ってしまいそうだ。

で、苦肉の策。心を緩めるとすぐに眠りに落ちてしまうので、この午後六時以降に
「毎日予定を入れてしまおう!」

ピアノレッスン、友人と海岸通りの散歩、夕食会・・・そうやって無理矢理「眠らない状況」を作り出す。おかげで夜十二時を過ぎると
「おやすみな・・・」
くらいで、ぷつっと記憶がなくなる。

しかし、問題は、まだあった。「朝」である。スペインの朝六時は、「ニッポン時間のお昼の一時」。なので、必要もないのに、早朝からぱっちりと目が覚めてしまう。

「あーあーあー、なぜこんな体に!」
仕方なく、二度寝をする。ふだんなら気持ちよく起きて、家の整理でも始めるところだが、うかつに起きて活動すると、夕方から襲ってくる「眠気」に太刀打ちできないのだ。

これを書いている今、午後五時半。まぶたが重い。気を抜くと眠ってしまいそうだ。あと三十分でピアノレッスン。八時半から夕食会。しかし、私の体は、日本時刻のまま。頭の芯が眠っている。

ああぁ、早くスペイン時間に体を切り替えねば。毎度のことながら、時差ボケ問題は一週間くらい続く。それでも「湿気」がないだけ、まだ幸せかな(笑)。ただいまの湿度31%。さらさら~。これでますます眠くなる~。

さて、今日の写真はマラガでよく見かける「タイルの看板」。街全体が温かい感じになります。こういう看板を見ながら、小さな通りをぶらぶらするのも、マラガの楽しみの一つ。九月の新学期から「タイル教室」に通えないかなぁ。

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「時差ボケ問題」への3件のフィードバック

  1. 時差ぼけお疲れ様です!!
    戻るまで、無理しないでね。
    「タイル教室」ですって!!
    おー、あこがれのタイルアート。
    すてき。本場のタイル教室。
    ぜひ、レポート書いてください。
    いいなあ。楽しみです。

  2. 時差ボケ、西回りと東回りで一日が短くなる方は大丈夫だけど、一日が長くなる方がダメなんだったかしら、どっちか忘れましたが・・・、最近気付きました。7時間はきついですね。
    スペイン、タイルも可愛いけど、そうやって外にお花を飾ってるのも素敵です。

    こちらは今日も寒いというか”冷たい!”です。
    タイル教室、おもしろそうですね。

  3. スペインは新学期が九月。なのですが
    八月末にやっと情報が出回るという・・・遅。
    なんとか「タイル教室」か「陶器教室」には
    入りたいと思っています!

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