あぱるむり

【一日一作プロジェクト】「あぱるむり」を作った。引き続き、家の修繕は続く。本日は「門の鍵」問題。スムーズに開けられない、閉められない。父いわく

「5回に1回は、ちゃんと動くよ」

って、鍵の成功率が20%って(笑)。そんなわけで、さっそく職人さんに来てもらう。

「鍵の部分を取り外し、新しい錠に取り替える」

ただそれだけ。わずか30分で完了。のはずであった。が、さすが築30余年。ここで大問題が発生。2枚の扉が重なる部分(中央)を「鍵が貫通」して、錠を開閉するしくみなのだが

「扉そのものが歪んでいて、鍵穴が噛み合わない」

これまでの不調の原因もここにあり。扉が微妙に傾いているらしい。職人さんが「ううーん」と唸りながら、あれこれトライしてくれる。

「左右にずれてるの?それとも上下?」「両方」

もうどこから合わせていいのやら。問題は鍵ではなく、扉の傾き。予想外のハプニング。とりあえず応急処置を施してもらう。なんとか微調整で「3回に1度」くらいは使えるようになった。

「確率は上がった。が、3割って」

野球かい〜(笑)。「こういう戸は、もう見ないねぇ」「今は門も違うタイプが主流だから」

そうであろう。昭和純和風。他にも「窓のがたつき」「サッシ間の隙間」などを直してもらい、作業が終了。しばし職人さんとティータイム。

「どうぞ〜。熱々です」

淹れたてのお茶を、そっと「玄関の敷石」の上に置く(笑)。いや、そこにちょうど腰を下ろして作業していたし。母が見たら飛んで来て「なんて失礼な」と、最初からやり直しだったと思うが、そこはマラガ育ち。あわてて敷石をなでながら

「ここに畳があると想像してもらって〜」

ますます叱られそう(笑)。想像力で人生はずっと楽しくなる〜。とはいえ、夜になって「あ、お盆に乗せてサーブすればよかった」と思いつく(←遅い)。まぁ、大切なのは進化すること。次回は、お盆で敷石の上に!(敷石は同じなのかい〜)

さて。その夜。工務店のYさんへ電話(毎日?)。職人さんは全力を尽くしてくれた感謝を伝えたのち、問題である「戸そのものを取り替えたい」旨を伝える。古いタイプなので、もう生産されていないなら

「今あるのは捨てて、安い格子を取り付けたい」「和風の同じようなタイプのですよね?」「いや、洋風でも何風でも。何ならペイント&改造するので大丈夫です」

何を聞いても驚くことのないYさんは、いつもの穏やかな口調で「そうですか。とりあえず調べます」と、私の勢いを瞬間鎮火&吸収。そんなこんなで「門の鍵」問題。ふりだしに戻る。ってか、始めた時より後退?

「1歩進んで、3歩下がる」

人生はデコボコ道。2月に完了は無理か〜。遊びに行きたいと思いつつも「今やっておかねば」という使命感、本能が上回る。なんか日本に帰国してから、ずっと作業着だよなぁ(笑)。

「あぱるむり(APALUMURI)」

「AMOR」「PAZ」「LUZ」「MUSICA」「RISA」文字が、ひとつになって飛びはねる。「愛、平和、光、音楽、笑い」その頭文字をつなげて「APALUMURI」。造語。

どんな時も、私たち自身の「心」を死守しよう。そこに手をかけさせるな。一見ネガティブに見える悲しみや痛みさえ、自らの音楽(メロディ)と輝きを持っている。涙もかけがえのない命の一部。その温かさを大切にしよう。

庭の梅のつぼみが、膨らみ始めましたよ〜。春近し。みなさま、すてきな1日を。

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