いのちしぶき

【一日一作プロジェクト】「いのちしぶき」を作った。1/14から愛知県美で始まった岡本太郎展。さっそく駆けつける〜。

「タローさんに、やっと会えた・・・」

じーん。日本で1番尊敬するアーティスト。岡本太郎さん。30年以上前スペインへ渡り、音楽屋になると決めた時も、タローさんの本をくり返し読み、その言葉に支えられてここまで来た。

「うわぁ」「すごいな」「かわいい」「すげー」

会場から、静かに感嘆の声が上がる。大人も子供も。心をわくわくさせて。こんなに躍動感のある展示会に遭遇するのは久しぶり。

これでもか!と作品が、弾け、飛び、舞い。私たちを包む。と同時に、けしかける。これが、タローさん。温かくて強くて、同時に

「飛び出せ」「やってみろ」

と、喝を入れてくれる。1人の人間として。20代で音楽屋をめざし、53歳でアートに命を捧げると決めた私の背中を、力強く押してくれたタローさんの言葉の数々。

「アーティストに必要なのは、たくましい精神とセンス」

それなら、ある。と、思った。いや、それしかない。とも。私には技術も知識も経験もなく、ただ情熱だけに支えられて立っていた。それしかない。けれど

「誰にも止めることのできない、尽きることない情熱」

を、私は持っている。その1点にだけは自信があった。その内なる火種こそが、20代の私を音楽屋にし、47歳の私をアートに飛び込ませた。「たくましい精神とセンス!」と呪文のように唱えながら。

ずっと会いたかったタローさんに、やっと会えた。そのことがうれしくて、タローさんに話しかけながら作品の間を回った。「愛」溢れるタローさんの作品群。同時に

「強烈な批判、意見、哲学」

が、火花のように散りばめられている。タローさんが「やるんだろ?」と肩の端を持ち上げ、ニヤリと笑っている気がした。私は「制作者」として、そこに立っていた。

「自分が引き継いでいくもの」「後世に伝えていくもの」

に、心がざわめき立った。これからまだ一皮も二皮もむけ、進化、飛躍する必要があること。まだ知らぬ自分、想像もしないステージが、この先にあるのを、ぞくぞくと感じていた。

「自分はまだまだ変われる」「変わり続けよう」

その手応えと、武者ぶるい。展示会場を進むにつれ、私自身が変わっていくような、不思議な体感に包まれた。この会場を出た時に、私はどんな風に変わっているんだろう。

「いのちしぶき」

命がほとばしる。命のしぶき。外に向かって、命を開ききる。命は、燃やすためにある。かけるために。注ぐために。岡本太郎展の作品紹介は、明日に続く。

みなさま、すてきな1日を。

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