【一日一作プロジェクト】「水の芽(みずのめ)」を作った。近所へ用事で出かけたついでに
「ぼっちランチ」
いつもクリスティーナと行く店なので、1人ぼっちは初めて。鼻風邪(咽頭炎?花粉症?)が治ったばかりでビールを飲む気になれず
「常温のお水ください」「ええっ⁉︎」
これも初めて(笑)。注文するのはいつもの「マグロ&アボカド丼」なのだけど、ビール片手に大笑いしている私たちの姿をよく知るお店の人は
「1人ぼーっと、水を飲んで、おしゃべりすることもなく、黙々と食べている」
私の姿にざわざわし始め「もしかしてクリスティーナと何かあったのでは⁉︎」と、とんでもない結論にたどり着いたようであった。
「どうりで、サービスの枝豆が山盛り」
だったわけだ。単に鼻水が出ると口呼吸になり、集中力がなくなってぼーっ。「目を閉じて、鳥の声に耳を澄ませ」くつろいでいたのだけど
「そっとしておいた方がいい」
というお店の方々の気遣いから、1時間ずっとほっておかれた(笑)。これ全て「いつもはガンガン飲んで大騒ぎしている」のが「ふつう(正常な姿)」になってしまっているため。
「いつか気が変わってアンニュイに路線変更」
した日には、行く先々でみなさんに心配されてしまうのか。帰り道「サハラ砂漠の砂塵+雨」で、赤泥色に染まった道路や壁を眺めながら、家まで歩いて帰った。これで6000歩。
「あっ、もしかして乾燥して舞っているのかも」
だとしたら、呼吸に悪そう。アレルギーの原因にも?赤土が広範囲に渡ってこびりつき、高圧洗浄でもしなければとても取れそうにない。いつからマラガは
「モロッコのカスバ」
みたくなってしまったのか。どこも埃っぽく、薄汚れて悲しげ。砂塵や泥に覆われた通りや壁は、すっかりクリアーな色調を失ってしまった。
そういえば「カスバ街道」をベラと旅した時、大地も建物も赤土色の中、現地の人たちの「青い服」が、遠くからでも鮮やかに浮かび上がって見えた。まるでオアシスのように。
「水の芽(みずのめ)」
あの時の感動、茶色と青のコントラストにインスピレーションをもらって。明日は久しぶりにセルバンテス劇場へ。カルメンがプレゼントしてくれたフラメンコのコンサート。楽しみ〜。みなさま、いい一日を。