【一日一作プロジェクト】「歓芽(よろこびめ)」を作った。マラガはこれから「セマナサンタ(聖週間)」一色。なのだけど、私は秘かに
「集中ペイント1週間合宿」
を計画中。1週間というまとまった時間は貴重。たとえ外出するにしても友達とランチするだけ。用事は全くなし。となれば、思う存分集中できる。さっそくアトリエに、テーブルを4つ配置。
「キャンバス地」「紙」「コラージュ」「布」
4つの素材でスペースを分け、素材&画材をその周りに運び込みスタンバイ。今回の取り組みのポイントは
「ひらめきから制作、完了までひと呼吸で。一気に仕上げる」
いつもとは違うスピードで制作。アート実験、楽しそうや〜(笑)。1人勝手に盛り上がって「合宿」気分なのだけど、セマナサンタと言えばセントロへ
「キリスト像やマリア像のパレードを観に行く」
のが基本。友達には、まだこの「1人合宿」の話はしていない。スペインにおいてセマナサンタは、クリスマスに並ぶ大切な宗教的イベント。
「世間の暦ととことんズレている」
ロカ(クレイジー)で許してもらおう。パレードは美しく迫力があり、音楽もすてきで本当にすばらしいのだけど、とにかくあの人混みが苦手で(涙)。
さて。マラガにやっと「晴天」が戻り、うちの前の海岸通りを散歩(写真)。待ちに待った春の陽気。うれしい〜。青い空に青い海。ヤシの木陰。乾いた風。水着で日光浴する人たちもちらほら。
「マラガはこうでなくっちゃ!」
「コスタ・デル・ソル(太陽海岸)」の名にかけて。天気がいいだけで、なんて幸せな気持ちになるんだろう。
「歓芽(よろこびめ)」
私たちの心の中で育つ、歓びの芽。ささやかな幸せ、感謝を養分に。のびのびと芽を伸ばす。
昨日から「ヤッフーニュース」が見られなくなり(ヨーロッパ圏)、またひとつ情報ソースが消えた。それでもまだメールが使えてよかった、と言うべきか。
なんだか加速度的に世界が変わっていくのを、ヨーロッパにいるとしみじみと感じる。「ずぼら」「基本スルー」「我が道を行く」私でさえ
「2022年は何かとてつもない変化が起きる」
不気味な胎動をじわじわと感じている。だからこそ、毎日の暮らしの中で生まれる「歓びの芽」を大切に。みなさま、どうぞすてきな週末を。