天地結花

【一日一作プロジェクト】「天地結花」を作った。マラガはマンゴーの生産地。スーパーで2個入りを買い、さっそく食べようと手に取ったとたん

「この紙の器、描けるんじゃ・・・」

さっそく始まるペイント(笑)。メインのマンゴーの方はどうなったのだ。この「瞬時に脱線」現象は、もはや欠点を通り越し

「天からの贈り物。高めていけばいい」

笑。スペインのマンゴーは甘く、香り高く、安く、週に2、3回は食べている。マンゴーアイスやプリン、ケーキも好きだけれど

「そのままでこんなにおいしいなら、わざわざ手をかけなくてもいいんじゃ?」

ずぼら人間に、むくだけでおいしいフルーツは大自然からの贈り物。本日はダンス教室の後に

「マンゴー1個、洋梨1個、リンゴ1個、キウイ1個」

を切って大皿に盛り付け、あっという間にたいらげた。これで約220円。コーヒー1杯より安い。

「このフルーツ盛り、日本ならいくらになるんだろう?」

ぞぞっ。コーヒーどころか、ランチより高くなったりして。さて。先日、同じマンションの方が「陽性」になったと連絡が来た。2年前のスペインなら

「ええーーーーーっ!うちのマンションで!」

と仰天、恐怖に慄いていたはず。けれど、スペインは昨年秋から、あまりに陽性者が多すぎて「家族友人の誰かが陽性」という事態を、国全体で通り越したので

「もう陽性ぐらいでは驚かない」

笑。「あっ、お宅も?」「うちは長男が2度目」「ワクチン2回打ったのにねぇ」「家で寝てるわ」「早く治るといいね。お大事に」

と、スムーズに会話は続く。重症者が減ったこともあるが、その理由のひとつに、今年始めスペインのサンチェス首相が

「コロナはこれからインフルエンザと同じく扱いにします」

と発表したのも大きい。スペイン全体が「コロナは怖い」から「免疫力を高めて防ごう」「自然治癒力で治そう」に、意識が変わってきたのだ。日本の問題の1つは

「コロナが2類に分類されていること」「1日も早く5類(インフルエンザと同じグループ)に引き下げるべき」

だと思う。2類だから「保健所」が絡んでくる。PCR検査で大量に作り出される陽性者により(たとえ無症状や軽症でも)医療が逼迫され

「本来治療の必要な患者さん達にしわ寄せ」

が起こる。5類になれば「保健所」を通さず「医師と患者」が直接やりとり。迅速&柔軟な治療にのぞめる。さらに、2類であるがゆえに

「家族が入院中しても、付き添いや最期を看取る」

ことができない。生まれること、死ぬこと。こんな大切なことが、ないがしろにされる社会はおかしい。1日も早く、スペインのようにインフルエンザ扱いにするべき。やってみて、もし問題が出れば改めて2類に戻せばいい。

「じゃあ、どうして5類にしないのか」

「どうしても5類にしたくない」理由が、ちゃんとある。お時間のある方は、ぜひネットで調べてみてください。

「5類では、厳しい規制をかけることができない(規制をかけたい)」「一般市民が入って来られない中で全てを管理したい」「2類にすることで、儲かっている人たちがいる」「2類なら、家族が死因を追及をしたくて解剖したくてもできない」

いろいろ出てきますよ〜。命を大切にする、人間らしい社会を。強く強く願って。

「天地結花(てんちむすびばな)」

天獣と地獣を結ぶ花。花であり、手でもある。マンゴーは無事買えたけど、驚くべきマラガの「仰天スーパー事情」は、明日また書きたい。

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