華力

【一日一作プロジェクト】「華力(はなぱわ)」を作った。フラメンコ教室で「マントン(刺繍の入った大判のスカーフみたいなもの)」を使って踊ることになり

「来週までに買って来てください」

と先生。みーんなちゃんと持ってきたのに、私だけ買うのを忘れた(汗)。ここまでが先週の話。教室では先生に貸していただき、なんとかクリアー。

「よっし、マントンを買うぞ〜」

さっそく行ってきました(笑)。お店には色とりどりのマントンがずらり。まず「形」選ぶ。基本的に四角か三角か。なので、先生のアドバイスどおり

「四角を選択」

次は生地。「絹かニットか」。ここで、値段が倍以上変わってくる。もちろん安いニットを選択。さらに

「刺繍が、手縫いか機械か」

で、値段に格段の差が。練習用なので、安い「機械縫い」を選択。ここまで来て、やっと「色」と「デザイン」に入る。残念ながら、希望の緑色はなかったので「クリーム色」を選択。後は「柄」だけ。

当たり前だけど、値段が高いものは刺繍も細かく広範囲にほどこされている。予算もあるので、どぎまぎしながら値札を見ていると、お店のお姉さんがむんずとマントンをつかみ

「見ててよ〜、刺繍の見え方がそれぞれ違うから」

勢いよく売り物のマントンを「ぐるんぐるん」と振り回し始めた。その手つきや、踊っている人のそれ。さすが、フラメンコ用品店に勤めているお姉さんは違う。

「マントンが広がった時の見え方って大切よ〜」

キラキラと目と輝かせ、ばしっとポーズを決めてくれる。なるほど。4つほどデザインの違うものを見せてもらい

「予算も合うし、これにします!」

買っちゃったぜ〜(笑)うきうき〜。使いこなせるようになるのはまだこれからだけど、モチベーションはマックス。「ただの花柄スカーフ」と言うなかれ。

「広げて、つかんで、巻いて、伸ばして、投げつけて、引っ張って、振り回して」

実にいろいろな使い方、踊り方が、この1枚の布から生まれるのだ。

「レッスンがんばってね〜」「グラシアス」

お姉さんに背中を押され、意気揚々と店を出る。これでレッスンにマントンを持って行ける〜。うれし〜。絶対踊れるようにするぞ〜。

「華力(はなぱわ)」

キレハシアート。カットされて残った方。余りパーツ。ゴミからアートへ大変身。ひとつひとつは小さく頼りなくても、集まればこんなに華やかに。パワフルに。私たちもそうでありたい。

三寒四温で、体調を崩しやすい3月。首、手首、腰、足首など「細くなる部分」を温めるといいそうです。あっ、腰は細くないか(笑)寸胴やった。みなさま、すてきな一日を!

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