【一日一作プロジェクト】「歓芽(よろこびめ)」を作った。昨日の続き。ランチの後は、みなさんお待ちかね「フラメンコショー」の始まり。
「か、か、かっこいい〜〜〜」
はぁぁあ(感嘆)。手、腕、足、背中、顔、頭、腰、指先・・・どこを見ても絵になる。ひとつひとつのポーズが、ことごとく決まる。だから無造作に写真を撮っても
「どれもポスターみたい」
きゃ〜。フラメンコって、言ってみれば「フォト動画」なのだ。ポーズ(点)をかき集めて、動画(線)にしたみたい。
「コントラストの美」
に溢れたフラメンコ。ゆったり、速く。柔らかく、鋭く。軽く、重く。妖艶に、潔く。抱きしめ、突き放す。誘い込み、すり抜ける。多くのダンスが「軽く」「舞い上がる」のに対し、フラメンコは
「引きずり、大地を踏み鳴らす」
なんとたくましく、力強い踊りなんだろう。強烈なリズムとパワー、情熱に貫かれたアンダルシアの魂。ミュージシャン、歌い手との息もばっちり。一曲終わるごとに
「オーレ!」
と、ものすごい歓声が客席から上がる。踊り手は男性2人、女性2人。ソロで踊り、ペアで踊り、さらに4人揃って。あぁあ、なんてバリエーション。さらに。曲に合わせて衣装を変えて登場。
ファルーカ、ブレリア、タンゴ、アレグリア、ソレア・・・フラメンコにはいろいろなスタイルがあり(リズムやテンポ、踊り方が異なる)
「その違いを楽しめるようになった」
ことが、うれしい。レッスンを始めた頃は、その違いが全くわからなかった(笑)。実はC先輩の先生方も舞台に立っており
「先生と同じ舞台に上がれるなんてすごい」
と改めて思う。途中に休憩をはさんで、ステージは2部制。なんと夜の7時に終了。こんなにたっぷりフラメンコが楽しめ、ランチもデザートもついて1日ががり。まるで遠足(笑)。
「歓芽(よろこびめ)」
歓びの芽が、育つ。感動を吸って。アンダルシアの魂・フラメンコに出会えて、私の人生は豊かになった。すばらしい1日をムーチャス・グラシアス!