【一日一作プロジェクト】「己虹道（おのれにじみち）」を作った。連日20度が続くマラガ。太陽さんさん〜。異常気象なんだろうけど、この1年で1番寒い時期に
「コートなしで歩ける」
って幸せ〜。ふだんなら、寒さで体が「ぎゅっ」と固くなるところ、今年は筋肉や血管も「だらーん」としている気がする。先日、髪の毛をカットしていたら
「謝って、耳の後ろの毛をざっくり切り落として」
しまった。おかげで、さらに「ショート」に（笑）。もともと頭の後ろはよく見えないし、手加減で適当にカット。あちこちふぞろいなのだけど
「ふぞろいが私のスタイル」
なので問題なし（笑）左右対称は求めていない。風に吹かれれば、ほーらこの通り（写真）。ギザギザだって、動きが出ていい感じ〜。
「揃っていない」
と嘆くことはない。それは、バリエーション1つなのだ。さて。今日、友人とお茶をして「砂糖たっぷり」の大きなケーキを食べたら
「頭が痛くなった」
頭痛なんて年に2、3回あるかないかなのに。相当の砂糖が入っていたのかなぁ。私ははちみつ派なので、うちには砂糖はいっさい置いていない。歳を重ねるにつれ
「自分の好きなものを」「少し」「食べたい時に」「ゆっくりと味わう」
のが、最高のグルメになった。特別に旨い料理である必要はない。美食家の人からしたら「こんなに美味しいものがあるのに」だろうけれど「自分に合う」のが、私の最上。舌や胃袋の満足感より
「誰と、どんな時間を過ごしたか」
に尽きる。さて。今日はアトリエで「切り取られて残ったキレハシ」を掻き集めて遊んだ。色とりどりのカケラが集まって、色鮮やかな1本の「道」になる。
「己虹道（おのれにじみち）」
ふと「一日一作」のデコボコ道を思い出した。毎日の作品はちっぽけかもしれない。でも、1年と10ヶ月で600点余り。尽きることない情熱によって、つづられた道。
「道になった時に強い」
そんなことを、今日の作品は教えてくれた。1つ1つはちっぽけでも。大切なのは「歩く」こと。「生きる」こと。冴えない今日、イマイチな自分でさえ、大切な道の1部。
みなさま、すてきな1日をお過ごしください。
