Chambaoコンサート

【一日一作プロジェクト】ブローチアート「まっさらあら」を作った。その足で闘牛場へ。実は本日のコンサート「Chambao」が本命。テンション上がる〜。

「うわーーーっ、すごっ!」

一曲目から、吸い込まれる。その声に。なんというクリアーな。爆発的なパワーと同じくらい哀愁があって。ワンフレーズで、心をわしづかみにされるなんて久しぶり。

「ずっと聴いていたい」

素直にそう思う。YouTubeよりずっといい(笑)って、何なん。うまい人、パワフルな人は沢山いる。でも「心に響く」のは、また別ものなのだ、と思う。

スペインでは有名な「Chambao」。女性ボーカル「La Mari」のクリアーボイスは、一度聞いたら忘れられない。ラテン音楽とロックとフラメンコがミックスされたフュージョンが魅力。

「オーレ!」「マリーーーー!」

歓声がすごい。なにしろ彼女、ここマラガの出身なのだ。それもうちの隣の地区(笑)がんばれー。気さくな性格で化粧っけもなく、自然な笑顔が素敵。私たちも力一杯拍手。またミュージシャン達がいいのだ。

「かっこええーーー!」

ギター2人にドラム、ソロで弾きまくる。ロックあり、フラメンコあり。あっという間の1時間半。シメはあの名曲。数年前、アンダルシアPRのテレビ広告に使われた

「Ahí estás tú」

この出だしのところがいいのだ〜。出だしだけを10回くらい聴かせてほしい(笑)。実は女性ボーカルのマリは「乳がん」を乗り越えて、今こうしてステージに立っている。

告知されたのはまだ若く30歳余の時で、死を考えた。と、インタビューで言っていた。

「なんて短いの!30年で終わっちゃう人生なんて」

そんな彼女も今は45歳。あの透き通ったクリアーボイスは今も健在。おもしろくて気さくで楽しいトーク。ほんとプロのステージはすごい。

久しぶりにノックアウトされて、会場を後にした。そして。しばらく「心に響く」「心に届く」ということに、思いをめぐらせていた。

「これが自分!」

というものを、ひたすら突きつけて生きる。いつでも、どこでも、誰とでも。一人でも。そういう毎日、生きざまが最初にありき。なのがアート道。だと改めて思う。

「やっぱ音楽はいいなぁ」

ずばっと心に響く。たった一瞬で、心をわしづかみにする。こうして感動した後は、ものすごーくピアノが弾きたくなっている(笑)。

「まっさらあら」

まっさらなアラ(羽)。これから始まる第二、第三の人生。何度でも生き直して、自分色に染め上げていこう。

これにて、闘牛場コンサートも終了。チケットの手配から最後までおつきあいしてくれたカルメン、ムーチャス・グラシアス!

お時間があれば、ぜひYouTubeで聴いてみてください。「Chambao- Ahí estás tú (vídeo)」で検索すれば出てきます。このバージョンが一番オリジナルで好き。ぜひ、出だしの所をよーく聴いてみてくださいね。

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