ここ10日間あまり鼻水が止まらず、それが喉へと流れ込み、止まらぬ痰に苦しんでいた。たぶん1日に200回とか吐き出しているのでは。数えてないけど。
で、鼻風邪から知らぬ間に「後鼻漏」なるものに移行したらしい。のだが（自己判断）、頭のぼんやり感、食欲減退、眠気、疲れやすいなど、鼻水以外の症状に手を焼いている。
先週は鼻をかみすぎて粘膜が傷つき、鼻血が二回。それも大出血。仕方なく鼻を押さえながらピアノレッスンを続けた。ティッシュを鼻から離した後も
「うん、出てない。大丈夫！」
と、子供たちに確認される始末。ピアノを弾きながら、横に座る私の鼻をのぞける。そのことに拍手を送りたい。
夜になり、はたとグーグルで検索してみることにした。これが、いけない。「ただの鼻水、痰と思っていたらとんでもない」「命の危険にかかわる病気が潜んでいる」的な情報が満載。
寝る前に。思いっきり不安にさせてくれるのだ。これが。その上なんというかことごとく当てはまるような気がしてくる。
最近疲れやすい、昼間でも眠い、目が疲れている、行動を起こすのがおっくう、落ち込む・・って、みんなそうじゃないの？ふつうに仕事して生活していれば。大なり小なり。
しかし。寝る前といのは、不思議な破壊力を持っているのだ。このままこんな生活を続けていてはいけない、とさえ思えてくる。
「明日からは健康的な生活を始めよう！」
体調がイマイチだと、本当に大切なものが見えてくる。余分なものにエネルギーを使っている余裕がないからだ。これは教えにちがいない。
「まずはこの4月からノンストップ生活をやめよう！」
私にとっては大きな決断。それに伴い、いろいろな変化が起こるだろう。こんな大切な決断を、鼻水がもたらしてくれたと思うと、鏡を割ったオウムと同じくらい、なんだかなぁ。
