新作陶器スタート

共同展が落ち着き、休む間もなく新作陶器作りがスタート。今回は「平べったい生地」から出発。40×30センチの生地の端をカットしていく。

すぱっとクリアーに一発で切れるのが、ものすごく快感。私にとって「クリアーなライン」に「一回でたどりつける」のは衝撃的だった。

これまでは「プラス」の思考。土台の粘土に形を足していく。ところが今回は「マイナス」。すでにあるものから引いて形を生み出す。

これがとてもいい。絵を描く要領で、あるいはコラージュの感覚で進められる。これまでにない新しい創作プロセス&スピード感にすっかり夢中。

せっかく大皿の土台ができたので、その上に置ける「ミニ皿」を作ることに。おそろいのモチーフでセットにして。楽しい〜。

さらにずっとほかってあった「ふわりんボール」にもペイント(写真)。初めて「釉薬」を使った。見た目は真っ白だけど、今回こそは色が出るらしい。

「黄色と青」がはっきり出るのを祈って。こればかりは想像もつかず、焼いた後のお楽しみ。先生からは

「トゲトゲに取り憑かれてるね〜。ももの頭の中はいったいどうなっているんだろうね」

周りの方々が口をそろえて「オブセシオナーダ(取り憑かれている)」という言葉を使うので、きっとそうなのだろう。

私にとっては「身も心も夢中」というのは、ふだんの状態なので、あまり特別な感じはないのだけど。

3月からはいよいよ「タイル」に挑戦。そして次の共同展に向けて「40センチ大の像」に取りかかる。

もも作品はどんどん変化する。いや「進化」する。1ヶ月先に何を作っているのか想像もできない。激流のような毎日の中、展示会がカレンダーを刻む。

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