10. ドラゴン・ムーン

今日、紹介するのは「龍月~ドラゴンムーン」です。
この曲は実は、わたしのオリジナル曲。
「オリエンタルなハーモニー」と「ラテンのリズム」を
いっしょにしちゃった、エキゾチックな仕上がりになってます。

さて、今日は「他の楽器といっしょに弾くこと」について
書こうと思います。
これは、なにげないことですが
演奏をする上ではたいへん重要です。

ソロで弾いていると、テンポの感覚がつかみにくく
また、重なるハーモニー、音の重厚さが、わかりません。
が、他の楽器と弾けば、それらが自然と身につきます。
そして何より、自分の音だけでなく
「相手を聴く」ことが、自然とできるようになります。

これは、うちのピアノ教室でもよくありますが
「一人」ではうまく弾けても
「連弾(ピアノを二人で弾く)」となると、とたんに間違え出す。
どうしてかと言うと、自分の音だけに集中しているからです。
他の音は邪魔もの、なのですね。

他の楽器と弾く、ということは
自分の音と相手の音、両方を聴けるということでもあります。
そして、相手がまちがったら
即座にその音に対応する、適応力や瞬発力も必要になってきます。

というわけで、最初は他の楽器と弾くのはたいへんですが
慣れると今度は、ひとりじゃさみしくなってきます。
「ここで、何か入れてよ~」
「そこで、応えて弾いてよ~」
「ちょっと、アドリブ入れて~」
という具合に。

それに、何年もいっしょに弾いていると
「ここは、まちがえそうだなぁ~」
というところはわかるので、
弾くとき、わたしはこっそり警戒しています(笑)。

 

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