自分の暦を生きる

先月の話だが、マラガのあるレストランへ行った時、お店の隅にピアノを見つけた。

写真がたくさん置かれたアンティークピアノ。傷だらけで、でも沢山の人に弾かれてきたピアノ。といった感じ。

3年前まで、私はピアニストだった。だから、ピアノを見ると「仕事」という意識があり、瞬時に「演奏」のスイッチが入った。

18年間続けたピアニストをやめ、ペイントアーティストになって、私の意識は大きく変わった。

ピアノを見ても、もう自動スイッチは入らない。テンションも上がらないし、あの独特のアドレナリンも体に放出されない。

プロでなくなって、一度ピアノから完全に離れて、いい意味で力が抜けた。

とはいえ、練習もしていないので、もう指も動かないだろう。

それでも、ピアノに私の心が近づいていくのを最近感じる。ピアノをいつか弾くだろうという穏やかな直感。確信。

いつでもいい。どんな形でも。ピアノを弾きたくなったら弾こう!

大切なのは、自分の心に従って「自分の暦」を生きていくことなのだ。社会のカレンダーとは異なる自分だけの暦。

もともと私は時間をかけて大人になった。だからいつも「何かがずれて」いた。

「遅咲き」を通り越して、完全に「珍種」(笑)だったと思う。でも・・・

私たちはある意味、誰もがみんな「珍種」なのだ。世界で1つの自分花。それを咲かせるために生きている。

自分の内なる声に従って、自分の暦に従って。たった1つの自分花を咲かせればいい。

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「自分の暦を生きる」への2件のフィードバック

  1. ピアノ、なぜか大好きです。でもまだ弾けない(笑)
    幼稚園の頃から憧れで、還暦になったら弾けているハズだったのに~
    弾けるmomoさんが羨ましいです。
    今行ってるスペイン語(上達してるのか??)に加え、予算オーバーですがピアノもやっと始めることにしました。(いつまで続くのか・・)
    昨夜、賃貸した家の奥に何と木目調の古いグランドピアノがあった!という夢を見ました。ピアノが呼んでいるのかも(笑)
    いつかお会いする時には一曲弾けるようになっていたいと思います♪

  2. おお〜Mayさんのピアノ、ぜひとも聴きたいですね!楽しみにしています。
    うちの生徒さんで70歳を過ぎてからピアノを始められ「エリーゼのために」を弾いた方がいます。全くドレミから始めて。
    「好きな曲」だと必ず上達します!マラガから応援してますね。

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