3.旬を味わう!季節料理(夏)

『スペイン料理』企画の第3回は、「季節料理・夏編」です。
日本でいう「冷やしそうめん」や「カキ氷」と同じく、
スペインにも、今が旬!
「今、食べなければ~!」みたいな料理がいくつかあります。
ただ、そこはアンダルシアですので
明確な始まりも終わりもなく、
なんとなく始まり、いつのまにか終わる「季節料理」。

さて、写真の料理は「ポーラ・アンテケラーナ」といいます。
一度、『マラガ周辺・田舎の旅』企画で
「アンテケーラ」という町をとりあげたのを、おぼえていますか?
あのアンテケーラの名物料理なのです、これ!
だから、「ポーラ・アンテケラーナ」。

さて、作り方。
「赤ピーマン」をメインに、好みで緑のピーマン、きゅうり、玉なぎなどの
生野菜をクリーム状になるまでミキサーにかけ、
オリーブオイルと塩で、味をととのえる。以上。
このシンプルさが、アンダルシアのよさなのです!
ただし、シンプルがゆえに、
素材のうまみがそのまま、味に出ます。

作るのは、慣れればけっこう簡単ですが
冷蔵庫で冷やさなければならないので、
作ってすぐ食べる、というわけにはいきません。
というわけで、たくさん作って冷蔵庫に入れておくのよね。
暑い夏、さっぱりとした口あたりで、食欲がすすむ~。

さて、これと同じく、アンダルシアで夏の季節料理といえば
「ガスパッチョ」だ~っ、オ~レ!
これぬきにして、アンダルシアの夏は語れません。
だって、テラルに吹かれると、ほんと食欲なくなりますからね。
そんなとき、冷蔵庫をあけるとそこに
「おお~、ガスパッチョ!」
愛しい存在です。

さて、作り方。
「トマト」をメインに、好みで緑のピーマン、きゅうり、玉ねぎ、にんにくなどの
生野菜をミキサーにかけ、
好みの濃さになるよう、水、昨日のパンのかけらを入れ、
オリーブオイルと塩、酢で、味をととのえる。
冷蔵庫で冷やして、いただきましょう。

旅人のみなさんは、そんな暇はないので
レストランやバルで、注文すればOK。
2~3ユーロで、食べられます。

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