スペイン郵便事情にご注意

スペインは、郵便事情が非常に悪い。
年末年始の、一年で一番忙しいこの時期に
「人員増加」ではなく、
「クリスマス休暇につき、午前中のみ営業」
と、平気で時間短縮をしてしまう。
まぁ、クリスマスが重要なのは、わかるけど。
カトリックの国だから。はああぁ~。

3年くらい前に、12月10日すぎに出した年賀状が
1月15日に日本に着いた、と知らされた時
郵便局のあまりの無能さに、仰天を通りこし、天を仰いでしまった。
少なくとも新年あけてから、マラガの郵便局は
私の手紙を、日本に送ることに決めたのであろう。
それ以来、ばかばかしくなり
年末年始状を書くのも、送るのも、やめてしまった。

今回、私がニッポンにいるあいだに
文通友達の滝沢さんから、郵便が届いた。らしい。
らしい、と言うのは
スペインに戻ると、うちのポストに
「郵便をお届けにあがりましたが、不在のようですので
郵便局まで引き取りに、本人が来てください。
2週間以内に来ない限り、差出し人のもとに返送いたします」
と書かれた、郵便局からの通知が入っていた。

2週間って、短かすぎないか。
万が一のことを考え、その通知をもってエル・パロの郵便局に行ってみたが
「もう期限過ぎてますね、今頃ニッポンへ向かっているでしょう~」
と、笑顔で答えられた。
せっかく手紙を送ってくださった滝沢さんには
本当に申し訳ないことをしたと思う。

さらに、これは2年前のことであるが
両親が段ボール箱の小包を送ってくれたところ
日本からマラガのうちの住所まで、送料は払っているのに
「検査のため」と、マドリッドで止められ
小包を送ってほしければ
「手数料、税金、マドリッドからマラガまでの送料を払うんだね~」
という、とんでもない目にあった。
こういう話は、数人の日本人からも聞いたことがあるので
これは、ニッポン人を相手にした「小遣い稼ぎ」かもしれない。

これらの経験から言えることは、まず日本から
「スペインに大きな荷物、小包、封筒は送らない!」
ということでしょう。
せっかく好意で送っていただいても
受け取るのに追加料金が発生するのでは意味がなく
受け取るまでの手続きが、また大変!
申請書を取り寄せ、記入して送り、支払料金の連絡を待って振り込んで・・・と
2,3週間、かかります。

マラガに滞在中、またはこれから滞在をお考えのみなさん
ニッポンから荷物を送るときは、ご注意を!

それから、もし私たちに何か送ってくださるときは、うちのポストに入る
「薄め&小さめの封筒(A5くらいまで)」で
なにとぞよろしくお願いいたします。

 

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

「スペイン郵便事情にご注意」への1件のフィードバック

  1. クロ隊長、すごいー!おしゃれー!うわあぁー。
    いきなりリニューアル。新デザイン。さすが、クロ隊長!
    驚きと感動のあまり、文章になってなくてすみません。

    今、横でべラが感嘆しています。
    「僕たちの生活、なんかすごくいい生活みたいに見えるよね。
     とても貧乏には・・・デザインひとつで高級になったよねぇ」

    クロ隊長、すてきな新デザインを本当にありがとうございました。
    雨にも風にも、名古屋の雪にも、頭痛とのど痛にも負けず!
    リニューアルに向けての業務連絡メールに
    私もべラも、いつも大笑いさせてもらっていました。
    そんな、クロ隊長とのやりとりは
    明日のブログで紹介したいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です