立体アート・アーチェリー

【一日一作プロジェクト】「立体アート」を制作中。朝から豊橋市弓道場へ。生まれて初めての

「アーチェリー教室」

気分はロビンフッド。会場に着くと、すでに協会の方々が、弓、的、矢、小物などを用意してくださっている。受付をすませ、さっそく練習スタート。

「まずは、弓の使い方を説明します」

なかなかの大きさ。重さ。何事も大切なのは、呼吸や流れ、リズムやスピード。お手本の姿勢、動きをしっかりと目に焼き付ける。

「まずは、5メートルから打ってみましょう」

うおーーーっし。弓を手に、自分の番号の立ち位置に立つ。体を半身にして、的を確認。左手で支える弓の重さ、矢を引いた時の手応え、矢を放つ瞬間の衝動・・・

「全てのプロセスが刺激的」

そして、一瞬で的に吸い込まれていく矢。快感〜。ものすごい完結感。ダンスやテニスとはまるで異なる世界。すっかり魅せられ、どんどん無言になっていく。打ち方がわかってくると、

「じゃあ、次は3本連続で打ちます」

おぉお〜。こうなると、集中力に耐久力がプラスされる。的に当たるまでの一連の動きが、流れるようにいく時は、不思議と結果が出る。真ん中の黄色や赤にズバッと入ると、気持ちいい〜。

「じゃあ次は10メートルにしましょう」

うぉお〜。距離が倍になっても、やることは同じ。呼吸を整え、弓をかまえ、矢を引き、放つ。ほとんど瞑想。それも、青空の下で。なんてすばらしい。2時間たっぷり教えてもらい、自分にもできる自信がついた。

「アーチェリーを続けたいんですけど、クラブってないんですか?」「会員になると、毎週参加できますよ」

おぉお。やるっきゃないやろ〜。会員の方々にお話を伺うと、みなさんアーチェリーの魅力に取り憑かれた方ばかり。3週間後の教室に再び参加させていただくことに。そこで、はたと思い出す。

「馬に乗れ、矢が打てるようになれ」

と、ベラは常々言っていた。なんとか56歳にして、矢は打てるようになれそうだよ〜(笑)。馬の代わりに自転車だけど。

思いがけず、アーチェリーは全身運動。派手な動きはないものの、明日は筋肉痛かも。特に両腕と両脇(弓を引いて止めるため)。汗びっしょりで帰宅。お土産のスイカを父に手渡す。

「はい、ココの大好物」「ありがとう〜」

さっそく食事係の父が、スイカをココのもとに運ぶ。「おいしいね」「ぷぷぷっ」。幸せそうな2人。を相手に「アーチェリー教室がどんなに楽しかったか」を、無理やり聞かせる。

「アーチェリーのクラブに入ろうかな」

ココはスイカを食べるのに忙しく、わき目もふらず。父も「お母さん、また出かけるんだって」と、さらり。みんなスルーなんかい。

午後から、2階の制作室へ。下から、父の歌声が聞こえてくる。ココが来てから、父が口を開く時間が圧倒的に増えた。話しかけたり、歌ったり、笑ったり。なんとスマホの待ち受けの写真を、

「ココと2人のにしてほしい」

と頼まれる(笑)。楽しければ、それでよし。1番の免疫力アップ法は、うれしい、楽しい、が毎日の中にちりばめられていることだよね。

まだまだ猛暑が続きそうな気配。みなさま、熱中症に気をつけて、すてきな1週間を。

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