【一日一作プロジェクト】「いぐりえが（Y）」を作った。朝から秋晴れ、太陽さんさん。まさに遠足びより。

「動物園へ行こう〜」

父と2人、豊橋の名所「のんほいパーク」へ。地図を見るとかなり広く「動物園」「植物園」「博物館」「遊園地」と、4つのゾーンからなる。

「めちゃ広いじゃん」「最近、キリンの子供が産まれたんだよ〜」

キリンコーナーまでは歩きたいと、やる気満々の父。はやる気持ちを抑えつつ、今回は動物園ゾーンだけにしぼり、休み休みのんびり歩くことに。

腰・足・お尻に痛みがある父は、続けて長く歩くことができない。「車いす」か「シニアカー」で園内を回るんだろうなぁ、と思っていたら

「トラッキングポールで歩く！」

と言い出すではないか〜。大丈夫なん⁉︎　私の心配をよそに「ベンチがそこらじゅうにあるから大丈夫」と、ポールを手に動物ゾーンへ突入。

「かわいいねぇ」「気持ちよさそう〜」

木漏れ日の中、太陽の光を浴びる動物たち。馬、ロバ、ヤギ、羊、カピバラ、亀・・・のんびりくつろぐ姿を見ると、うれしくなってくる。豊橋市の郊外にあるので、とにかく緑が多い。スペースも広々。

「ヤギとうさぎに触れるコーナーだって！」「入ってみるかー」

吸い込まれるように柵の中へ（笑）。子供たちに混じって〜。「本当に触っていいんですか？」「どうぞどうぞ〜」。係のお兄さんに優しくうながされ、父の手がそっとウサギの背中に伸びる。

「おぉお、ふわふわ〜」「かわいいねぇ」

ヤギは元気に動き回っているので、なかなか触らせてもらえない。が、なんとか背中をなでるのに成功。それが、めちゃ剛毛〜（笑）。バリバリバサバサ。知らなんだー。

「ちょっと休もうか」「空気が気持ちいいねぇ」

そこらじゅうにベンチがあるので、木陰で気軽にひと休みできる。売店もあちこちに。さらにお弁当も持ち込みOK。見れば、幼稚園の子供たちが、先生たちに連れられて遠足中。うれしいやろなー。

熊、虎、猿、ゾウ・・・だんだん動物のサイズが大きくなってきた。大きな動物はもともと頭数が少ないのだろう。熊が1頭で、ぼんやりしている。

「1人じゃかわいそう」

父がぽつり。誰だって、家族やパートナー、仲間と一緒の方がいいに決まっている。早く仲間ができるといいなぁ。さらに、ペンギンや白くまたちの水槽コーナーへ。軽やかに泳ぐ姿がかっこいい〜。

「ライオンとキリンは、どこかなぁ」

動物が大きいとそれぞれのスペースも広くなり、歩く距離が長くなる。ここまで1時間半。ついに父がベンチに座り込んでしまった。これだけ回れたならもう十分。今回はここまで。

「残りはまた次回にしようよ」「でも、まだキリンを見ていない」

父が、真剣な眼差しでつぶやく。豊橋っ子にとって、キリンの赤ちゃんが産まれたニュースは大吉報。聞けば、この8月に産まれたばかり。元気なオスで、まだ名前が決まっていないらしい。

はたして、念願のキリンの赤ちゃんに会えるのか。動物園レポートは明日に続く。ちなみに、豊橋市民の高齢者は入場料100円。安っ。これなら何度でも来られそう〜。私は600円。

豊橋方面にお越しの際は、ぜひ「のんほいパーク」へ。めちゃおすすめです。みなさま、すてきな1日を。