セロから始めよう

【一日一作プロジェクト】「セロから始めよう」を作った。家の修繕は続く。お昼から電気屋さんが

「玄関の電灯の取り付けに」

現れる(写真)。さらに「コンセントを直す」「配線の処理」など、細々とした作業はエンドレス。その横で、私は意を決して「押入れ」の大整理を始める。

「押入れのものを全て外に出す」

書くと1行だけど、いやぁ、ものすごい量。部屋いっぱい、床いっぱい。そこらじゅうに広がる物、もの、モノ。それとは対照的に

「空っぽの押入れ」

こんなの、なかなか見られない風景(笑)。きゃー。心が洗われる〜。ものすごいすっきり感。これを見た父が

「引っ越すの?」

笑。ってまぁ、それくらいの覚悟で始めたんだけど〜。問題はこれからひとつひとつ、この物たちを選択、分類せねばならない。出すより、こっちの方が大変。

「まず保管と廃棄、2つの山に分ける」

これだけでも数時間かかりそう。あーあ〜果ってしない〜(←鼻歌)。でも、なんとしても今日中に「押入れの整理を完了する!」と決めたのだ。ってか

「もう何も、入れたくない」

このままで、ええやん。めちゃすっきりしてるやん。もう押入れの整理、完了してるやん。と、その時、突然、私の脳裏に怪しいひらめきが。あわててスマホでネット検索。同じような体験談を探す。

「押入れの中板を外す、リフォーム」

検索すると、出るわ出るわ。体験談が写真付きで。押入れの中板って、自力で外せるんだ〜。補強&養生、リフォームが必要(クローゼットにするとか)なら、業者さんの方がいいだろうけど。

「そっか〜。押入れと思うから、物を入れたくなるのだ。中板がなければ、ただのスペース」

これや〜。勝手に昇天(笑)。さっそく父にアイデアを伝える。50年以上「寝耳に水」を入れられっぱなしの父は、もう少々のことでは驚かない。

「別の家になっていく〜」

と言い残し、ふらふらとウッドデッキへ去って行った。シエスタをするために。太陽を求めて〜。よしよし。直射日光を浴びながら昼寝の習慣(洗脳?)は確実に進んでいる。

「ババーン」「ドサドサ」「ざばっ」「ドーン」

ものすごい音を立てて荷物を片付ける私の横で、父は安らかに爆睡。まぁ、よく眠れるもんだと思ったら、さすが太陽教。何も聞こえなかったよ〜。ぽかぽかで気持ちよかったよー。とのこと。太陽のパワーにかき消される生活騒音(笑)。

夕方から、押入れにあった大量の物、仕切りボックス、引き出しなどを引き取ってもらえないか、父がお友達に電話をかけまくる。すると。明日さっそく2人の方が取りに来てくださることに。やった〜。忙しくなるぜー。

「セロから始めよう」

「己」であり「Z」でもある。「0」を意味する「ZERO(セロ)」の頭文字。セロの気持ちよさ。始まりのセロ。「何もない」「喪失」とも言えるし「自由」「可能性」と言うこともできる。

いよいよ今日から3月。一気に暖かくなりましたね。みなさま、すてきな1日を。

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