つきよかぜ

【一日一作プロジェクト】「つきよかぜ」を作った。庭の穴掘りは続く。石は全部で7つ。

「これで3個目だ〜。ええいっ」

ごろり。と、穴に石が落ちて行く〜。今朝、起きたら「右腰」が筋肉痛(←昨日の作業で)。本日は「右太ももの後ろ」が張っている。10分も穴を掘っていると

「汗びっしょり」

服を脱いだり、着たり、変えたり。父もすっかり「スコップ片手に庭仕事」が日課に。花でなく、石が相手だけど(笑)。実は「穴を掘る」ことより

「土を穴から運び出す」

ことの方が大変。その重さと量たるや〜。100回、200回と土を掻き出していると、足腰ふらふらに。指には豆もどきが。よくミステリーで

「死体を庭に埋める」

ってあるけど、現実的にはとんでもない。石3個の穴で、のべ6時間(休憩込み)。遺体となれば深い穴が必要で、何時間も連続で穴掘り&土の掻き出しをせねばならない。

「犯人は絶対、体力&筋力のある人や〜」

これで決まり(笑)。さて。穴の底から土を掻き出していると、玄関先から声がする。

「こんにちは〜」「あっ、Yさん」

今日は家の修繕の打合せ。Yさんの視線は「庭に開けられた大穴」「転がる巨石」に釘付け(笑)。

「石を埋めて平地にするんです」「はぁあ〜」

前回の石移動の際は、Yさんが「バール」で巨石をぐぐっと移動してくれた。そこで「バール」というものを知り、すぐさまホームセンターへ走り、同じ物を購入したのだ。

「あの、魔法の棒がほしい!」

あれから半年。バールはめちゃ活躍中。今回、Yさんにお願いする修繕は、台所やトイレなど数カ所。ずっと使われていなかった小便器(写真)をついに

「取る」

ことになったのだが「だったらついでに」と、私の希望をねじ込んでみた(笑)。うちには洗面所がひとつしかなく(まぁ、ふつうそうだと思うけど)

「安いステンレスの流しを取り付けたい」「筆や絵の具などを心置きなく洗える場所がほしい」

絵の具で思いきり汚せる場所が、ほしい。写真を見せながら「こんなイメージ」をYさんに伝える。父にとっては「寝耳に水」。だったと思うけれど

「大丈夫、お見積もりを取るだけだから〜」

ほんとか(笑)。うちの父は「娘による100本ノック」を、はるか50年前から受け続けているので、もう少々のことでは驚かない。ショックを瞬時に吸収する

「衝撃吸収システム」

を、その内に作り上げている。何事も笑ってやり過ごし、受け入れてくれる父に感謝。ありがとうの気持ちを込めて、セロリと生姜ベースの野菜スープ(水餃子入り)を作ってみた。南アフリカの赤ワインで乾杯〜。

「つきよかぜ」

「月」文字が、夜風をまとって、一人舞う。

今日は成人式ですね。すばらしい門出になりますように。みなさま、すてきな1週間を。

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