自由羽

【一日一作プロジェクト】「自由羽(じゆうばね)」を作った。先日、ふらりと立ち寄ったレストランで、メニューをQRコードで見ようとしたら

「あれれ、反応しない。なんで???すみません、紙のメニューありますか?」「それが今、切れてて〜」

「じゃあ、口頭で」と言いかけた瞬間、おじさんが突然、自分のスマホをテラス席にいる私に手渡し

「これでメニューが見られるよ」

と言い放って、店の奥へ戻って行った。えっ?はっ?確かに、これでメニューを見ることはできる。が、おじさんの大切なスマホを、会ったこともない人間(私)に手渡していいのか。それも、店内ではなくテラス席。

「このまま私が走って、スマホを持ち逃げする」

とは考えなかったのか。思ってもみないおじさんの勇気ある行動に、呆然としながらメニューを眺める。にしても。やっぱ会って1分でスマホを手渡すって、ありえんやろ〜。と、その時

「タータッタ、タッタカタタ〜」

とおじさんのスマホから、勢いよく呼び出し音が鳴り始めた。あわててテラス席から立ち上がり、店内へと駆け込む。カウンターにいるおじさんに向かって、ぐいっとスマホを差し出し

「セニョール、電話です!」「グラシアス〜」

おおらか〜(笑)。なんだか幸せな気持ちになってしまった。さて。いよいよ本日、アメリカでは中間選挙。はたしてどんなことに。先日のブラジルの大統領選は、とんでもなく怪しかった。

「ワクチンを打て?ロックダウンをしろ⁉︎勝手に決めるな。自由を奪われるなんてまっぴらだ!」「ブラジルは自由だ」

こんなことを、国民に向かって言い続けてくれる大統領がいるブラジルがうらやましかった。たとえ制裁を受けようと、自国ファースト。ワクチンに懐疑的。半グローバリストのボルソナロ大統領を

「なんとしてもひきずり下ろしたかった」

世界政府。その結果、ほんのほんのわずかな差で、ボルソナロ氏は現職を退くことになった。悲報を知った国民たちはすぐに立ち上がり、町に出て反対デモを始めた。

「これは詐欺だ」「不正選挙に反対」

ブラジル全土で連日、大規模デモは続く。とある動画を見ていたら、警察官たちがわらわらと群衆の中に現れた。取り締まりを始めるのかと思ったら、なんと

「デモに合流」

大喝采となった。大通りを埋め尽くす人々の動画は、ネットで見られます。ぜひどうぞ。どんなにボルソナロ氏が国民に愛されているか。一目でわかる。ツイッターなら、#BrazilianSpringで検索を。

「投票した者が決めるのではない。投票を数える者が全てを決めるのだ」

スターリンの言葉だったか。フランスでも、イタリアでも、今年の選挙で怪しい動きがありましたね(←日本では報道されないのかしら)。世界政府の「操作」は進む。

「自由羽(じゆうばね)」

私たちは、誰もが心に「羽」を持っている。自由に飛べるように。羽をもぎ取ろうとしているのは誰だ?命を大切にする社会を祈って。

みなさま、すてきな1日を。

 

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