ぐるぐるふわり

【一日一作プロジェクト】ワイヤーアート「ぐるぐるふわり」」を作った。八百屋に行くと、背後からふいに名前を呼ばれた。振り向くと

「もも、久しぶり〜」「あれ、Cさん!」

当たり前のように、私たちは両手を広げてハグをした。あれだけ国を上げて叫ばれていたハグ自粛。が、ウソのようにスペインにハグが戻って1年。つくづく思うけれど

「心と体に沁み込んだものは、けして消え去らない。すぐに復活する」

形状記憶合金のように(笑)。表情や口ぐせ、考え方や生き方もしかり。日常的に継続したポジティブな習慣は、私たちの心と体を内から支える「柱」なのだ〜。

さて。アメリカのテレビ番組で、司会者が放った言葉が、なるほどだった。

「パンデミックのせいで(子供たちの)リーディングや数学など、多くの進歩が失われた(中略)。パンデミックのせいではなく『パンデミック対策』の結果なんだよ」

まさに、この「対策の被害」に今もっとも遭っているのが、日本の子供たちだと思う。

「マスクを常時着用」「黙食」「休み時間も遊べない」

って、拷問やろ〜。大人たちが楽しく酒を飲み、おしゃべりしながら食事をしている姿を、子供たちはどんな気持ちで見ているのだろう。問題は

「選べない」

選択肢がない。一択であること。学校は、収容所じゃない。いや、もうそうなのか?(笑)。子供たちは学校にいる限り、先生の言うことを聞くしかない。だからこそ

「先生たちの判断」

が命運を分ける。どうか先生方は恐れすぎず、不必要にルールに縛られることなく、上からの命令に従うだけでなく、子供たちがのびのび成長できる環境を

「先生と生徒が一緒になって作りあげて」

いってほしい。意見を出し合って。毎週毎月、子供たちのアイデアを試してみる。試行錯誤しながら。子供たち自らが、コロナ禍における学校生活を楽しくするための

「安全と自由のバランスを探す」

プロジェクトとして、取り組めばいい。教育の一環として。ルールを押し付ける代わりに。先生方は方向整理やフォローだけして。そのプロセスにこそ、学びがある。

「尋ねる。考えさせる。答えを導き出させる」

実際に取り組み、試行錯誤をし。先生と生徒が一緒になって答えを出す。その「体験」こそが、教育なのでは。一方的な押し付けで「強制」されるものに、学びはない。

「ぐるぐるふわり」

ぐるぐる、ふわりと「風」文字が踊る。ワイヤーアート。日本は秋晴れが続いているようですね。みなさま、すてきな日曜日を。

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