音魂

【一日一作プロジェクト】バッグアート「音魂(おとだま)」を作った。うちのトイレには「クモ」が住んでいる。ちょうどドアの後ろに隠れるように

「もや〜んとした10センチばかりの巣」

を張って。その姿を見るのは、トイレに入り「ドアを閉めた時」だけなので、ふだんはすっかり忘れている。

「ブエノス・ディアス」「ブエナス・ノーチェス」

朝と夜のご挨拶。5ミリくらいの小さなクモ。「家の害虫を食べてくれる」「クモは友達」と知ってから、巣を見つけてもほかってある。うちには3箇所、クモの巣があるのだけど

「古屋敷みたいで趣がある」

と思えば〜(笑)。夕方ふと見たら、巣が大きくなっていた。がんばって作ったんだ〜。なんだか感動。

さて。素材棚を整理していたら、バッグがいくつも出てきた。きゃ〜。さっそくペイント開始。そう、私は始めるのが好き。で、全てが同時進行。家の中は

「足の踏み場もない」

状態。床が足りぬ〜(汗)。体育館にマットを敷いて、生活したいくらい。床と壁さえあれば、回遊魚のようにぐるぐる回って、制作できるもんね。

今日は、ふとメロディが浮かんで「リンゴの唄」をピアノで弾いてみた(←たぶん初めて)。ほんのりジャズっぽく。コードを変えて。思いのままに。自分のために。

乾いた絵の具が、爪の奥まで入り込んだ指で。指はもう以前のようには動かない。それでいいじゃないか〜。人生の流れに身を任せ、悠々と泳いでいこう。

「音魂(おとだま)」

「音」という一文字が、力強く踊る(青字)。その中を「MÚSICA(ムシカ・音楽)」の文字が、メロディのように流れて行く(白字)。

どんなに暑くても、夏の終わりはどこか寂しい。みなさま、すてきな1日を。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です