テラスディナー& 己波

【一日一作プロジェクト】CDアート「己波(おのれなみ)」を作った。夕方から、ご近所のカルメン宅へ。1日の終わりに

「ほっこりテラスディナー」

キューバ音楽を聴きながら〜。まずはビールで乾杯。実はカルメンにいろいろ聞きたいことがあり、押しかけさせてもらった。

「召し上がれ」「いただきま〜す」

カルメンも日本語で「いただきま〜す」とくり返す。それも、私のイントネーションをまねて「ま〜」で伸びる(笑)。

ガスパチョ、トルティージャ(スペイン風オムレツ)、パイ、エビのアヒージョ、アボカド・トマト・モッツァレラチーズのサラダ・・・

「おいしーーーっ」「沢山食べてよ」

カルメン、いつもありがとう。実は先日も、オウムを動物病院へ連れて行くのに車で送迎、診察までつきあってもらった。

「オウムをカゴに入れて移動」

するので、何かと手がふさがる。背中にはリュック。そんな時、ちょっとしたことを頼める、手を貸してくれる、先生の話を一緒に聞いてくれるカルメンの存在は、大きな安心感。

「もうすぐ家族に会えるね」「1ヶ月の夏休みが取れたって」

カルメンの表情が和らぐ。ヨーロッパは、8月はバケーションシーズン。人員不足で飛行機のキャンセルが相次ぐ中、息子さんがフランスからマラガへ。よかったね。それにしても、カルメンのテーブルの華やかなこと。

「人間の生活を思い出させてくれる」

笑。実はここ数年、絵を描くようになってから「食事をするテーブル」がなくなった。全ては作業テーブルへ。4つある作業テーブルの「空いたスペース」にお皿を置くので

「絵の具やコラージュパーツの間に」

お皿やグラスがバラバラに。思いついたことをすぐメモできるよう、ペンとフォークが同じ場所にある。そこにオウムもやって来るので

「カオス的食事風景」

実際、絵の具のついた筆を、何度もティーカップの中にぶっ込みそうになった(汗)。もちろんテーブルクロスもなし。カルメンと優雅にテーブルを囲んでいると

「人間に戻った」

気がする〜。うちにはない日常感。丁寧な暮らし。私の心はすぐにアートの世界に飛んで行ってしまうので、時々魂が戻って来ない。友達は、そんな私をニュートラルに引き戻してくれる。

「デザートはメロンだよ」「きゃーおいしそ〜」

あっという間に夜中の12時。ご近所さんだから、10分足らずで歩いて帰れる。カルメン、すてきな夜をムーチャス・グラシアス!

「己波(おのれなみ)」

2枚組のCDアート。私たちはみんな、人生という大海を泳いでいる。次々と襲いかかる波。それに私は「己の波」を引き連れて、ふわりと乗ってみたい。波には波を。流れには流れで、道を開く。

日本は大変な8月を迎えそうですね。どうぞみなさま、お身体を大切に。免疫力に勝るデフェンスなし。すてきな週末をお過ごしください。

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