日本上陸記& 水鳴月

【一日一作プロジェクト】「水鳴月(みなづき)」を作った。昨日の続き。岐阜県美術館の「シスコ・パラダイス」展。展示室の奥から、その作品は私を呼んだ。ものすごいエネルギーを放ちながら。

「なんという色!構図、バランス、なんだこりゃ〜」

遠くから、近くから、何度も何度も眺める。その深く優しい青緑に、深く吸い込まれる。揺れる水面、数えきれない魚たち、人々の姿。びっしりと描き込まれた

「これは愛だ」

改めてタイトルを見ると「ふるさとの海」。なるほど〜。結局、アーティストの内にひそむ思いの強さ、深さが、作品のパワーに直結する。技術や手法は二の次、三の次。

「この絵の前を、すっと通り過ぎることができる人なんているんだろうか」

作品の持つパワー。生命感、無限の愛に、強く心を揺さぶられる。離れたり、くっついたり。舐めるように作品とたわむれているうち、はっとする。この作品は

「ダンボールに描かれている!」

もっと好きになった〜(笑)。この大作が、キャンバス地じゃないなんて。全然わからなかった〜。この「あるもの何でも使ってアート」感。シスコさんが、ばんばん背中を押してくれるように感じる。

「このまま進もう」

私の道を。ひたすら行こう〜。身の回りのもの全て素材。無条件、無制限、そして無計画に(笑)。そして、今さらながら

「美術館に展示する」

って、いいなぁと。美術館というスペースを丸ごと使って、ももワールドを展開したい〜。屋外スペースもいいな。

「大きな絵が描きたい〜」「空間アートがやりたい」

興奮しながら、展示室を出る。すると入口付近に、ビデオコーナーが。それも、さっき私が感動した作品をペイントするシスコさんの姿が!

「こんなふうに描いていたんだ」

幸せそうなシスコさん。まさか目の前で制作風景が見られるなんて。こういうコーナーがあるっていいなぁ。私もやりたいなぁ。ってか、ライブでペイントすればいいのか(笑)。

感動でふらふらしながら、美術館を出る。思いついてすぐ、岐阜まで飛んで来てよかった〜。さて。こんな無計画な私に、岐阜でさらなるサプライズが!(明日に続く)

★作品紹介「水鳴月(みなづき)」。水が鳴く。水が踊る。夕陽を浴びて。コースターアート。

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