ふたひと星人

【一日一作プロジェクト】「ふたひと星人」を作った。12月に起こった「トイレの水が流れ続ける」問題。実はあれからすぐに友人から

「タンクにつながるホースの栓を閉めれば」

とりあえず水は止まる。使うごとに栓を閉めれば、水は全く流れない。ことを教えてもらう。もちろん、すぐにやってみた。が・・・

「栓が壊れていて回らない」

どこまで、機能しないんだ〜(涙)。そんなわけで、マンションの管理人さんに水道屋さんを紹介してもらい、さっそく直しに来てもらった。ここまでが12月の話。

タンク内の部品を取り替えたら、水漏れは止まった。やれやれと胸を撫で下ろしたのも束の間、その1週間後に再び、水漏れが再開。量はほんの少し、微々たるものなのだけど、問題は

「絶えず続く微妙な水音のせいで、夜中に目が冴えて眠れない〜!」

これは、いかん。もちろん眠れないのは、私ではなく、階下に住むおばさま。新年早々、苦情の電話で2022年の幕が開ける。「私は爆睡してます」などとは口が裂けても言えないので

「ですよねぇ。水音困りますよね。できるだけ早く水道屋さんに来てもらいますね」

いくら私がその気でも、年末年始はお休みと決まっている。それも、こんな「わずかな水量」で。「洪水」でもなければこの時期、水道屋さんが飛んで来てくれるわけがない。

よし、ここは水道屋のSさんに毎日メッセージを送り、さりげなくアピールしよう。

「あけましておめでとうございます」」「水漏れ動画送ります」「空いてる時間ありますか?」「階下からの苦情が辛いです」「今日のタンクはこんな状態で〜す」「オウムも待ってます」

友達かい(笑)。あまりにメッセージが毎日届くので、Sさんは「今日の水槽はどんな具合か気になって」やって来たと、笑った。

結果から言うと、「タンクの中のパーツを取り替え」「壁を壊して、中にあったパーツを取り替え」工事は無事終了。これにて、水漏れ&栓問題は一件落着。

「よかったらお水です、どうぞ」

仕事がひと段落したところで、水の入ったグラスを差し出す。ここまで2時間、ずっと働きずめだったのだ。立ったり座ったり、床にしゃがみ込んだり。

「ありがとう。喉が渇いてないからいいよ」「毒は入ってませんから」「ははは、そりゃわかってるけど」

そこで、私は水のグラスを高く掲げ、ぽつりと言った。

「こうやって、このトイレで水道屋さんが次々と消えて行くんです。この水を飲んで」「はっ?ええっ⁉︎」

労働後に訪れるくつろぎのひと時(笑)。後片付けをしていると、突然Sさんのスマホが鳴り出した。

「ピピピッ、ぴぃぴい、ぴーっ」

なんと、その呼び出し音は「小鳥の鳴き声」。驚いたのはオウム。 

「この家に、鳥は自分しかいない」

と思っているので、大パニック(笑)。そんなこんなで、水問題も無事終了。あぁあ、これで心おきなく眠れる〜(←階下の方が)。

「ふたひと星人(せいじん)」

顔と体を「火と水」で覆われた「ふたひと星人」はメッセンジャー。火と水、歓びと悲しみ、出会いと別れ、希望と絶望、いいことも悪いことも

「ふた(つで)ひと(つ)!」

そんなメッセージを伝えるために、遠い星からやって来た。ピンクの波動が、今日もがんばるみなさんのもとへ届きますように!すてきな1日をお過ごしください。

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