日本上陸記&笑愛

【一日一作プロジェクト】ペイントして「笑愛(わらい)」を作った。「日本上陸記・33」。最終回。いよいよ日本出国。成田空港のエールフランス航空カウンターへ。

「陰性証明書とQRコードをお願いします」

出た(笑)。2つの印籠。右大臣と左大臣。国際移動のキングであるパスポートがかすむ〜。搭乗手続きは難なくクリアー。セキュリティチェックも問題なく通過。

「お腹すいた〜。朝食を食べたいなぁ」

開いている店を探すが、朝食が食べられそうなのは1軒だけ。そこにみなさん、なだれ込んでいく。お土産屋はこれでもかと開いているのに。バランス悪すぎ。

「香水やお菓子より、モーニングじゃ?」

ホットサンドやオムレツ。これから始まる長旅に備えて腹ごしらえ。おいしくて温かいものでエネルギーをチャージしたいと、みんな思っている。はず。

「パリ行きの搭乗ゲートは・・・えっ?うそ」

信じられないほどの人だかり。長蛇の列。最後尾が見えないほど(汗)ディズニーランドか。とてもじゃないが「3席を占領して寝て行く」など、夢の話。

「これは、ハードな旅になるな〜」

その予感は見事に的中。飛行機に乗り込むと、私の前後左右は全て乗客で埋まっていた。満員御礼。とても寝られそうにないので、さくっとあきらめ

「映画を7本」

見続ける。思えば、昨年のロックダウンから映画館に1度も行っていないので、見たことない映画がいっぱい。食事と共に赤ワインが・・・

「おぉお〜、やっとアルコールが!」

笑。日本滞在中、1度もアルコールを飲まなかった。そんなこと初めて。はるか昔、モロッコへ行った時くらい(アルコールを求めてさまよい歩いたが、もちろん無駄に終わった)。

「まもなくパリに到着いたします」

12時間でフランスへ。体が固まって背中や腰が悲鳴を上げる。乗り換えは2時間。ターミナルを移動すべく「誰もいない通路」をひたすら歩く。1人黙々。これがなかなか心細い。書類のチェックはさらりとクリアー。ついに

「マラガ行きの飛行機へ搭乗」

ここまで来れば、ひと安心。なんというか、もう「自国にいる」気分(笑)。2時間半でマラガ空港に到着。いよいよコロナ規制のチェックポイントへ。どきどき〜。

「陰性証明書とQRコードをお願いします」「はい」

ハビ吉にダメ出しをくらったQRコード。入力し直して完璧だぜ〜。

「はい、OKです。スーツケースを取ってお帰りください」「お疲れ様でした〜」

えっ?それだけ?もう外に出ていいの?電車やバス、タクシーに乗っても?えっ?空港検査は?隔離は?

「日本入国には、空港で5時間。スペイン入国はたったの5分」

いいんかい。差がありすぎや〜。マラガに到着後、わずか30分でもう空港の外に立っていた(驚)。呆然。迎えに来てくれると言うカルメンに

「たぶんコロナチェックで1時間はかかる」

と言ってしまったので、あわてて「もう外にいる」ことをメッセージ。懐かしいカルメンの笑顔。久しぶりの再会に、胸が熱くなった。

「カルメーーーン!」「もも〜、おかえり」

疲れが一気に吹っ飛ぶ。不思議だな。友達は、自分の「安全圏」なのだ。これでもう大丈夫。体の芯から緊張が溶け、体がぐにゃりと柔らかくなる。

「待っている人がいるから、私たちは帰る」

日本へ。そしてスペインへ。世界のどこへでも。そこがどんなに遠くても。どんなに大変でも。私たちを動かすのは「愛」だ。

「笑愛(わらい)」

今日、10月1日は「Día Mundial de la Sonrisa(世界ほほ笑みの日)」。笑顔は、人を結ぶ。あらゆる「異」を超えて。

ここまで「日本上陸記」を読んでくださったみなさま、心温まるメッセージを送ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。毎日たくさんのエネルギーをいただきました。

スペインへ無事帰還!終わりよければ全てよし。喉元過ぎれば・・・で、また日本上陸にチャレンジするぞ〜(笑)。

次回の日本帰国の際には、ぜひみなさまと一緒に笑って遊んでアートして、食べて飲んで踊って。感動を分かち合いたいと思っています。

その日を楽しみに、明日から「アトリエライフ」再開。さらにパワーアップしたももきみどりを、これからもよろしくお願い致します。

(日本上陸記・完)

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