【一日一作プロジェクト】ついに「アーモンドの丘」が完成!うれしい〜。今年に入り
「新しい自分、新しいスタイルに」
次々と出会っている。色づかいやタッチ、構図や配色など、これまでの自分ならしないことに、迷いなく突き進む。
「このまま続けたら、これまでと同じだよなぁ」
そこでストップして、大きく方向転換。「未知の領域に足を踏み込む」わけなので、あまり居心地はよくない。描いても、描いても先は見えず。どこに向かって進んでいるのか行先不明。それがある瞬間
「ふっ」
とトンネルから出るように「これだ!」という展開を見せる。それを体験で知っているので、その瞬間を信じて、ひたすら突き進む。
「El valle de los almendros(アーモンドの丘)」
まるで桜のようなアーモンドの白い花。それが丘という丘に広がって。あの日の感動、鮮明な印象を、今日まで心に持ち続け、描き続けた。
「アーモンドの丘を見つけたんだ!」「絶対気にいるよ」「ももを連れて行きたい」
あの日、ハビ吉が私をアトリエから半ば強引に連れ出してくれなければ。この絵は、生まれなかった。それも、ロックダウンの前日に。
「感動を何度も、何十回と反芻して」
作ったのは、初めてだ。感動だけで、描く!その体験は、私に新しい世界を教えてくれた。何か強烈な一点を自分の中に感じながら。その星に導かれながら。
日本の桜を思い、マラガのアーモンドを愛す。私の2つのふるさとへの愛が、ここにある。いつか、みなさんに作品を直に見てほしい。
絵でなく、これは「扉」だ。春への。愛への。ふるさとへの。日本とマラガを結ぶ、秘密の丘。
ようこそ!El valle de los almendros(エル・バジェ・デ・ロス・アルメンドロス)へ。
「アートで心をふわ、ぴか、りん!」
それが私のアート道。お返しをしたい。アートの波動で。ありがとうの代わりに。抱きしめる代わりに。その日を信じて一日一作。道は、続いている。