【一日一作プロジェクト】紙にペイントして「ランチョンマットアート」を作った。本日の誕生日祝いは、近所のバルでハビ吉と。太陽をさんさんと浴びながらビールで乾杯。
「これ、プレゼント」
いつもお世話になるハビ吉に、昨日ペイントしたばかりのウサギ像「光羽」を手渡す。その瞬間、お隣の席のおばさまグループから
「まあ、かわいい」「すてきねぇ」「2人の写真を撮ってあげようか」
とお声が(笑)。「今日はバレンタインデーだもんね〜」と、その語尾にはハートマークが10個くらいついていた。せっかくなのでその写真を載せよう。
実はこの後にランチが待っているので、ここでは軽くつまみながら(これは軽いのか?)。海辺を散歩して、ホセマリ叔父さん宅へ。
「おいしいグラナダ風チキンの煮込みを作っておいたよ!」
一緒にランチする予定が急遽ダメになり、叔父さんは大鍋を私たちの前に差し出した。
「食べながら、僕のこと思い出してね」
かわいい(笑)。お礼に廊下で、フラメンコを踊る。
「おお〜。セビジャーナスもベルディアーレスもフラメンコも踊れる!」
いつも褒めてくれる叔父さん(笑)。その横でビデオ通話をするハビ吉。が、こちらにカメラをふる。
「あら!もも踊ってるの?マンションの通路で?」
その声は。グラナダに住む尼僧のテレサ叔母さん!まさかのグアディクスの修道院へ、フラメンコ生配信(笑)。
「フェリス・クンプレアニョス!」
ハビ吉は大鍋を手に。私はフラメンコを踊りながら。大笑いする叔父さん、叔母さんに囲まれて。一気に幸せ感アップ。と、その時
「あと5分で着くよ〜」
友人ファン・アルベルトからメッセージが。あわててハビ吉宅へ飛んで帰る。それにしても壮観。男2人が台所に立つ!テキパキと、スピード感あふれる精悍な動き。
「ソース何にする?」「チーズがいいかな」「豚肉は任せて」「じゃ、僕はティラミス作るよ」「ソースにラムを入れて」
あまりに連携プレーがすばらしく、とても声などかけられない雰囲気。呆気に取られながらも、記録写真を撮る。
「あの・・・私にできることは?」「うーん。じゃあ、ジャガイモむける?」
そう、そのレベル。あまりに自分が無能なことにくらくらし、何かできることはないかと考える。
「そうだ!ランチョンマットとコースターを描こう」
マーカーしかないけど「ありがとう」の気持ちを込めて。名前&メッセージ入りのランチョンマットで、ランチを楽しんでほしい。キッチンからテーブルに戻る2人を、サプライズで迎えたい。はたして。
(明日に続く)