虹色ウロコ

【一日一作プロジェクト】作業着の太ももを見たら「虹色ウロコ」が生えていた。びっしりと。実は現在、8作を同時進行中。さらに

「『アーモンドの丘』を描き始めて」

しまった(汗)。もう、誰にも止められないのだろう。たぶん生まれ落ちた時に「計画性」は置いてきたのだ。お母さんのお腹の中に。

「あのアーモンドの丘の感動が消えないうちに!」

キャンバス地に向かう。ぐいぐいと思いつくまま。床に敷いて、大まかに絵の具を置いていく。ぐんぐん進む〜。猛突進。

気がついたら8時間描いていた。立ちっぱなし。ふらふらとイスに座り込む。誰も止めてくれないロックダウン恐るべし。

「弾ける花々、連なる緑の丘、白い花びら、白壁の家・・・」

さっそく第一段階を、ハビ吉に送りつけてやった。描く!と言ったら描くのだ。とは言えももスタイルなので、まるで現実とは違う風景。ハビ吉の第一声は

「うわっ、なんて色の洪水なんだ!!!(驚愕)」

ぼんやり霞んだ「薄紅&きみどり」の丘が、目の覚めるようなビビッドカラーに(笑)。きっと今頃「こんな場所だったっけ?」とハビ吉は首をかしげているのにちがいない。

さて。今日の「一日一作」は、作業着。椅子に座ってふと太ももを見たら「ウロコ」が生えていた。それも虹色の。びっしりと隙間なく。夕方ペイントを終えて作業着を脱いだら

「太ももの皮膚にまでウロコが」

点々と。絵の具が生地を通り越して。ロックダウン中に、ウロコは生えそろうかしら(笑)。

こんな格好で料理をし、食事をし、オウムと遊び、お隣さんと井戸端会議をし、ピアノを弾き、ゴミ出しもする。思えば

「1番長く身につけている」

のが作業着。これまでお隣さんを驚かせないよう「ペイント中で」と断っていたけれど、これからは声を大にして

「人魚に変身中なんです!」

と伝えよう(笑)。マラガっ子、きっとノリノリで返してくれるにちがいない。

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