一人夜花

【一日一作プロジェクト】石にペイントして「一人夜花(ひとりよばな)」を作った。その横で、黒猫を主人公にした「物語アート」も進行中!アトリエはもう壁も床もいっぱい(汗)。

「別室の壁一面を制作スペースにしよう!ついでに収納スペースも」

そのためには、簡単だ。今、壁を覆っている棚2つを取り外せばいい。方法は簡単だが、問題は

「その棚に入っていた物をどうするか」

結論から言うと、なくなってしまえばいいのだ。消えてしまえば。つまり。

「あげるか、捨てるか、使うか」

うーん、使う・・・か。もちろん、アートの素材として。そういう目で眺めてみると、不思議だ。

「服は『布切れ』になり、楽譜やCDやグラスは『キャンバスやパーツ』に」

役割や名前をはぎ取られ、ただのアノニマスとして一つの素材、一つの命になる。さっきまで「生活用品」だった物たちが、今はまるで異なる姿として目に映っている。

「これ、全部使っていいんだ」

ドライバーを握り締めたまま、しばし立ち尽くす。そして次の瞬間、ざわっと体が震えた。

「服だと『着なくては』ならない。でも「布切れ」なら・・・切ったり貼ったりペイントしていいんだ」

こんな当たり前のことに今さら気づき、じわじわと感動&大興奮(笑)。一気に「棚の解体」が進む。

だんだん人間らしい家から遠のいていくが「自分を貫きたい」衝動に突き動かされて生きているので

「幸せな方を、瞬時に選ぶシステム」

になっている。だから、ほとんどいつも即決。ポイントは「正しい方」ではないところ(笑)。

「一人夜花(ひとりよばな)」

一人、夜の森を歩く獣。孤独が燃え上がり、炎の花となって、闇の道を照らす。「孤独」ってネガティブなイメージだけど、私にとっては

「孤独はゆりかご」

よく知る腕に抱かれ、思ったり考えたり眠ったり。心と頭をリセット&クリアーできる、行きつけの場所(笑)。居心地は悪くない。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です