夏月夜のマラガ

【一日一作プロジェクト】ペイントスカートで「夏月夜のマラガ」を作った。やっとストリートデビュー!半年待ち、1年待ちの「もも衣」がいっぱい。これ全て

「作品の方が、お出かけより多い」

ため(笑)けっこう出かけてるんだけどなぁ。「一日一作」とはいえ複数の作品を同時進行しているので、どんどんひらめきが舞い込み、制作スピードが上がる。

「夏月夜(なつづきよ)のマラガ」

どんな向きで着こなしてもよし。前とか後ろとか、まったく自由。その日の気分で決めてよし(写真3パターン)このゆるさが「もも衣」。

さて。先日、友人のアントニオが手作りケーキをごちそうしてくれた。

「うわぁ〜めちゃおいしい!何が入ってるの?」「ニンジン、ココナッツ、ホワイトチョコレート・・・あ、レシピ教えてあげようか」

「ううん、いい。作れる気がしない。オーブンもないし」「えっ、オーブンないの?」

そこで、横にいたハビ吉が口を挟む。

「オーブンだけじゃない。電子レンジもテレビもソファもない」「えええっ」

驚くアントニオを安心させようとして、私は続けた。

「でもね、テーブルは6個。イスは10脚あるの。それに・・・これが一番大切なポイントなんだけど」

アントニオの不安をかき消すべく、決定打を打ち込む。

「壁と床がある!これが一番大切」「・・・・・」

翌日。ケーキの写真にラクガキをして、お礼メッセージを送ると、アントニオから返事がきた。そこには私の美しさに関するコメントは一つもなく

「なんて君は『アウテンティカ』なんだ‼︎‼︎‼︎」

と、びっくりマークに包まれていた。おもしろいことに、今年に入って「アウテンティカ」という言葉を、まるで異なる環境の4人の方々からいただいた。

「正真正銘の、真の、本物の」

という意味で、その言葉を最初にかけてくれたのはベラだった。人生で沢山の人に会った、という彼が

「アウテンティカの人はとても少ない。君はそのうちの一人だよ」

その言葉は、私の心に深く染み込み、どんな時も、ない道を照らしてくれた。もうベラに言葉をかけてもらうことは、ない。でも

「贈ってもらったたくさんの言葉」

を胸に、私らしく生きていこう。と思っている。

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