カメレオンの住む庭

【一日一作プロジェクト】時計を使って「カメレオンの住む庭」を作った。今日は朝から完全装備で

「銀行、郵便局、お店2軒、スーパーを回る!」

全て歩きで約2時間半の道のり。まずは一番の難関、銀行から。開いている窓口はたった一つしかない上、店内には一人ずつしか入れない。

「ええええーーーーーっ」

着いてびっくり。銀行前にはすでに10人以上の方々が並んでいる。それも2メートル感覚でマスク率100%。

「一人5分でも、50分か」

恐ろしい計算だが、結果から言うと中に入れてもらえるまでに(私の番になるまでに)

「ぴったり1時間」

かかった。果てしない時間だった。スポーツウェアの私は「ええい」と銀行前で、一人ストレッチをやっていた(笑)せっかくの時間、有効に使わねば。

その横で、足の悪い70歳、80歳の年配の方々が、ずーっと立たされて待っているのを見るのは辛い。なんとかならないものか。

次に郵便局へ。ここでも、中に入るのは一人ずつ。運よく15分で呼び出してもらえた。やれやれ。

さらに「電球を買いに」「ボールペンを買いに」「自然食品店へ」と、細かい用事で歩き回る。そして最後に食料品を買いにスーパーへ。

荷物いっぱいの袋を両肩から吊るし、背中にはリュック。へとへとになって家へ帰還。そのままシャワー。その後、改めて買ったものの消毒と整理。

「朝10時半に出て、もう2時前」

よろよろとランチを食べていると、猛烈な眠気が襲ってきた。たかが買い物&用事といえ、注意力マックスなので「一仕事」感がすごい。

なんとか食べきり、ベッドに横になる。爆睡。たぶん5分で意識なし。

「あぁあ、家にいる限りマスクも手袋もいらず、何を触ってもいいんだ」

家こそがリラックスゾーン。安全圏になってしまっている。外イコール、リスク。これはもう田舎の野原にでも行かない限り、真にリラックスできないんじゃ。

「カメレオンの住む庭」

一度、カメレオンを道で拾ったことがある。運転していたベラが「あっ」と気づいて車を止め、手に乗せて戻って来た。

「あのままじゃ車に轢かれちゃうよ」

作りながら、ベラの大きな手の上をのんびり歩く姿を思い出した。マイペースで生きるすばらしさ!一日も早くコロナが収束してくれますように。祈りを形に。

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