【一日一作プロジェクト】今日は「鏡」を「泉」に見立て、生き物や植物が舞い踊る「四月のパティオ(中庭)」を作った。そんな中、ペドロ・サンチェス首相が
「外出禁止令(封鎖システム)を4/26まで延長します!」
その発表に、国民はどよめいた。感染がおさまらないので予想はしていたが、まだ3週間目。
「これから更に1ヶ月近く」
その絶望感は、ひたひたと私たちの心に押し寄せる。わかっていた。でも、かすかな期待があった。外出禁止令が始まった時
「3週間封鎖したら、感染はおさまってくれるんじゃ・・・」
が、とんでもなく甘かった。私の周りでも、かなり籠城疲れが目立ってきている。引きこもりそのものが問題なのではなく
「先の見えない感染との闘い」「注意力マックスの外出」「仕事ができない不満」「経済的問題」「これから生活していけるのかという不安」「病院へ近寄る恐怖」など
突然断ち切られた生活の「復旧の見通しが立たない」ことが問題なのだ。その絶望感が、ひしひしと心をむしばんでいく。
ついにスペインがイタリアを抜いた。世界第2位。コロナウイルス感染者は約125000人に。一日で7000人増。そんな中、友人が誕生日を迎えた。
「クンプレアニョス・フェリス〜」
ハッピーバースデイの歌をうたって録音。音声メッセージとして送信。その後、しばらく電話で話をした。
「これが終わったら、乾杯しようね」「海岸通りで焼きイワシを食べよう」
その日はいつだろう。なんだか夢のように思えてくる。少し悲しくなって、オウムと「いちご狩り」をすることに。
「好きなだけ食べていいんだよ!」「ぷぷーっ、ひゅい」
まずは食べること。動くこと。寝ること。そして笑えるのだから、大感謝だね。