コロナ井戸端会議

スペインのコロナウィルス感染者は、いよいよ約12000人になった。毎日千単位で増えていく。外出禁止令が続く中、うちのマンションでは毎日

「コロナ井戸端会議」

が行われている。なぜかその会場が「うちの前の踊り場」なので、出ては行かないが話し声は筒抜け。初日は

「感染したらどうしよう」

だったのが、ここ3日で内容はどんどん発展し、いよいよ今日は

「生物兵器による攻撃」「人口削減が目的」「アジアとヨーロッパの経済的壊滅が目的」「すでに解雇○○人!」「失業手当は出るのか?」

など、かなり政治的&経済的な話になっていた。実際、スペインは観光&サービス業で成り立っている国。なので、お店のクローズ&セマナサンタ(聖週間)中止は大打撃。

もともとアンダルシア地方は、失業率が高く常に20%強。たとえコロナがおさまっても、経済的ダメージはかなりの間マラガを打ちのめすはず。

だいたい、スペインで生産性の高い地方ほど、コロナ感染率が高い。マドリッド、バスク、カタルーニャ。ここが封鎖されたら、何も動かない。

「コロナ不況」

みんなが心配しているのは、生活を維持していけるのか。になりつつある。感染より。それを井戸端会議で、はっきりと感じた。

今日は「青」でペイント&コラージュ。マラガの青い空と地中海。私の愛するマラガに、一日も早く平和が戻りますように!

日本のみなさまも、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

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